テクニック

「リバースシンバル」でトラックにアクセントを付ける。

今回は、極めて簡単な手法ながら、トラックに劇的なアクセントを生み出す「リバースシンバル」というテクニックについて取り上げます。

リバースシンバルとは?

クラッシュシンバル等を叩いた音を、逆再生した音です。

元波形を反転させて作るので、現実的にはありえないサウンド。

リバースシンバルという言葉は聞いたことがなくても、このサウンドは絶対に聴いたことがあると思いますよ。

こんな音です。

アクセントとしてトラックの単調さを回避できたり、サビ前の盛り上げなどで使えるので、とても重宝します!

リバースシンバルを”London”で作る

KORG Gadgetのドラムマシン音源”London”で、リバースシンバルを作るやり方を説明します。

まずはLondonのトラックを立ち上げ、お好きなパートにクラッシュ系シンバルのサンプルをセットします。

img_1314

Londonのガジェットパネルの上にある、MODE SELECTIONからIFXを選び…

img_1318

セットしたパートのREVボタンをタップ。

リバースが有効になったことを示すランプが点灯します。

img_1319

これで完了です。

早速、下のボタンをタップして鳴らしてみましょう!

よりオリジナリティーを出すなら、TUNE(音の高さ)を調整してもいいですね。

MODE SELECTIONからEDITを選び…

img_1321

TUNEノブを回して調整します。

img_1322

ただ、TUNEを上げるとサンプルの長さが短くなり、TUNEを下げると長くなります。

一応、気に留めておきましょう。

使う時のコツ

リバースシンバルの最後の切れ目が、Barの最後でピタッと止まるようにノートを配置することです。

ループをプレイさせながら、グリッドを1/32や1/64にして、ノートを置く位置を微調整するのがポイント。

たとえば、この”127.0 BPM”のトラック。

img_1324

3 Barのあの位置でリバースシンバルを鳴らすと、うまく4 Barの最後で音が切れました。

こんな感じですね。

一旦ノート位置を決めた後でテンポを変えると、リバースシンバルの終了位置がズレるので注意。

その場合は、ノート位置の再調整が必要です。

シンバルに限らずワンショットものでも面白い効果が!

下のトラックでは、シンバルではなく「キック」と「スネア」のサンプルをリバースさせ、少しズラして鳴らしています。

img_1326

これもよく聴くサウンドですよね。

リバースサンプルは、トラックの途中で鳴らしています。

トラックの隠し味的存在というか、疾走感が出たような気がします。

簡単なのに、とても効果的なリバース・テク。

ぜひ、様々なサンプルをリバースさせて新しいサウンドを作り、ユニークなトラックに仕上げましょうね。

Have a nice trip!

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