メイン画面の役割を知りたい(ソングセクション/ミキサーセクション)

このページでは、メイン画面の構成について解説します。

KORG Gadgetでの曲作りは、メイン画面エディット画面を切り替えながら行います。

メイン画面からエディット画面への移動は、クリップまたはガジェットをタップすることで行います。

エディット画面からメイン画面への移動は、ヘッダー左はじにある[< Back]をタップすることで行います。

メイン画面は、ソング全体を見渡すことができます。ヘッダーソングセクションミキサーセクションフッターで構成されています。

ヘッダーの役割を知りたい

メイン画面のヘッダーは、楽曲制作の為のあらゆる機能を司るボタンが並ぶ、総合セクションです。

ファイルボタン

ヘッダーのファイルボタンをタップすると、以下のファイルメニューが表示されます。

「ソングを新規作成する」「既存のソングを開く」「ソングを保存する」といったファイル管理を行います。外部からデータを取り込むインポートや、外部に書き出すエクスポートも、ここで行えます。

ファイルボタン > 新規

ソングを新規作成します。その際、開かれているソングは保存されません。

  • ① ソング名を入力します。
  • ② ソング名が自動作成されます。
  • ③ ガジェットセレクターが開き、新規ソングが生成されます。

解説ページ:ソングを新規作成するには(New)

ファイルボタン > 開く

保存されているソングを開きます。

  • ① デバイス、またはiCloudドライブに保存されているソングを検索します。
  • ② ソング名。タップすると開きます。
  • ③ iCloudマーク。タップしてブルーにするとソングがiCloudドライブにアップロードされ、同じApple IDで紐づいたデバイス間で共有します。グレーにすると共有が解除され、そのデバイスだけでしか扱えなくなります。またマークが点線のときにタップすると、iCloudドライブにアップされているソングをデバイスにダウンロードすることができます。

解説ページ:ソングを開くには(Load)

ファイルボタン > インポート

外部からスタンダードMIDIファイルを取り込むことができます。またKORG Gadget for Nintendo Switchで作成されたソングデータを取り込むことができます。

  • ① iOSデバイスのファイルアプリ、またはクラウドストレージのDropboxから、スタンダードMIDIファイルをインポートします。
  • ② KORG Gadget for Nintendo Switchから、ソングデータをインポートします。

解説ページ:Standard MIDI Fileをインポートするには  KORG Gadget for Nintendo Switchのソングをインポートするには

📔Note iOS版→Switch版への移動は不可

Nintendo Switchというプラットフォームの制約上、iOS版からSwitch版へのデータ移動はできません。

ファイルボタン > 保存

現在作成中のソングをiOSデバイスに保存します。

解説ページ:ソングを保存するには(Save)

ファイルボタン > 別名で保存

現在作成中のソングを別の名前を付け保存します。ソング名を変更したいときにも使います。

  • ① 新しいソング名を入力します。
  • ② ソング名が自動作成されます。
  • ③ ソングが別名で保存されます。

解説ページ:ソングを別名で保存するには(Save As)

ファイルボタン > エクスポート

ソングデータを、様々な形で外部へ書き出すことができます。

  • ① 現在開いているソングをオーディオファイルに書き出し、音楽共有コミュニティー「GadgetCloud」へアップロードします。
  • ② 現在開いているソングまたは特定のトラックをオーディオファイルに書き出し、iOSデバイスに保存します。
  • ③ 現在開いているソングまたは特定のトラックをオーディオファイルに書き出し、Dropboxにアップロードします。
  • ④ 現在開いているソングまたは特定のトラックをオーディオファイルに書き出し、クリップボードにコピーします。コピーしたオーディオは、AudioPasteに対応する別アプリ上で扱うことができます。
  • ⑤ 現在開いているソングまたは特定のトラックをオーディオファイルに書き出し、音素材管理アプリAudioShareに転送。ここが中継役となり、別アプリとの連携が行えます。
  • ⑥ 現在開いているソングを「オーディオ」「MIDI」「音色情報を含む全データ」のいずれかの形で書き出し、Ableton Liveセット(.als)に変換した上で、iOSデバイスまたはDropboxに保存します。
  • ⑦ 現在開いているソングをスタンダードMIDIファイルに書き出し、iOSデバイスまたはDropboxに保存します。
  • ⑧ 現在開いている「KORG Gadget 2 for iOS」で作成されたソングを、「KORG Gadget 1 for Mac」で扱える形式に変換します。

解説ページ:ソングを外部へ書き出すには(Exportメニュー一覧)

GadgetCloudボタン

ヘッダーのGadgetCloudボタンをタップすると、KORG GadgetユーザーのためのコミュニティーGadgetCloudに接続します。

📔Note GadgetCloudとは

代表的な音楽共有サービスSoundCloudを基盤とした、KORG Gadgetユーザーのための楽曲共有機能。Gadgetで作成したソングを、アプリから直接アップすることができます。また、他のユーザーが公開している楽曲再生をはじめ、「おすすめ」「コメント」「ランキング」といったソーシャル機能を実装。SoundCloud上でアップするよりも多くの再生数を獲得できるので、コルガジェユーザーなら是非活用したいサービスです。

GadgetCloudへのアップロードは、「ファイルメニュー > エクスポート」とタップして表示されるGadgetCloudから行いましょう。

インフォメーション

ヘッダーのインフォメーションボタンをタップすると、現在使用しているKORG Gadgetのバージョン情報が表示されます。

他にも、製品情報やプライバシー・ポリシーへのリンク、ニュースレターの登録、「KORG app」アカウントによるTwitterやFacebookといったプロモーションもチェックできます。

ソングタイトル

ヘッダーの中央には、ソング名が表示されています。かつてはここをタップするとソング名を変えることができましたが、今は[ファイルメニュー]→[別名で保存]で行います。

拡大ボタン

ヘッダーの拡大ボタンをタップするとミキサーセクションが閉じられ、ソングセクションが全画面表示されます。再度タップすると、ミキサーセクションが再表示されます

設定ボタン

ヘッダーの設定ボタンをタップすると、KORG Gadgetの設定メニューが表示されます。

設定ボタン > Bluetooth MIDI

iOSデバイスと、Bluetooth MIDIデバイスの接続を行います。

  • オフライン…iOSデバイスがBluetooth MIDIデバイスを認識していない状態。原因としては「Bluetooth MIDIデバイスの電源が入っていない」「デバイスとの距離が離れすぎている」「iOS設定でBluetoothがオフになっている」などが考えられます。
  • 未接続…iOSデバイスがBluetooth MIDIデバイスを認識しているが、まだ接続されていない状態。タップして接続しましょう。
  • 接続済み…iOSデバイスとBluetooth MIDIデバイスが接続され、使用できる状態。
設定ボタン > MIDI Input

MIDIインプットに関する設定を行います。

Easy…メイン画面においてMIDIボタンが押されたトラックのみ、MIDIインプットを受け付けるモード。通常はこちらでOKです。

Advanced…特定チャンネルからのMIDI信号だけを有効化したり、入力ソースを選択したりなど、詳細な設定が行えるモード。上級者向けです。

設定ボタン > MIDI Sync

KORG Gadgetと、iOSデバイスに接続した外部MIDI機器間における、MIDIクロックの同期に関する設定項目です。

  • Int…KORG Gadgetの内部クロックで動作させるモード。KORG Gadget単体で使う場合や、KORG Gadgetをマスター、外部MIDI機器をスレーブとして同期させる場合の設定です。
  • Ext…KORG Gadgetを、外部MIDI機器からクロックを受信して動作させるモード。KORG Gadgetはコントロールされる側となります。
  • Auto…普段はIntで動作しますが、外部MIDI機器からのクロックを受信すると、自動的にExt動作に切り替わるモード。
設定ボタン > Ableton Link

Disabledをタップすると(下画面 左)、Ableton Linkに関する設定を行うボックスが表示されます(下画面 右)

  • Ableton Link…この機能をON/OFFします。
  • In-app notifications…ONにすると、対応アプリが接続された時に通知されます。
  • CONNECTED APPS…現在接続されているアプリの数を表示。これらのデバイス間でセッションを行えます。

📔Note Ableton Linkとは

Ableton Linkは、DAW Ableton Liveや複数のデバイス同士がワイヤレスで繋がり、デジタル・ジャムセッションを行うことのできるテクノロジーです。iOSアプリではKORG Gadgetをはじめ、各メーカーのおよそ200アプリが対応します(2020年5月現在)。https://www.ableton.com/ja/link/products/

設定ボタン > Transport CC

トランスポートの各機能(Play/Pause , Stop , Rec , Loop , Metronome)を、iOSデバイスに接続した外部MIDIコントローラーで使うときに設定します。

Transport CCをタップすると、以下のボックスが表示されます。

割り付けたい機能のNo Assignをタップし、その状態で外部MIDIコントローラーのボタンを押すと、そのボタンに機能が割り当てられます。

設定ボタン > Note Preview

ピアノロールをタップしてノートを打ち込んだとき、そのガジェットのサウンドをプレビューする(音を鳴らす)か否かを設定します。

  • Enabled…Note Previewを有効化し、ノートを打ち込むたびにサウンドをプレビューします。
  • Disabled…Note Previewを無効化し、サウンドをプレビューしません。
設定ボタン > Dropbox

KORG Gadgetで書き出したソングのオーディオファイルを、クラウドストレージDropboxにエクスポートする際のアップロード先(アカウント)を登録します。

  • Unlinked…タップすると、Dropboxのログイン画面が表示されます。
  • Login Name…タップすると、Dropboxからログアウトします。

📔Note

この機能を使うには、あらかじめDropboxでのアカウント登録が必要です。

設定ボタン > その他の設定

iOSのホーム画面にある[iOS設定]→[Gadget 2]へのリンクです。ツマミの回し方やオーディオ・レイテンシー値の設定など、KORG Gadgetに関するグローバルなセッティングを行います。

ヘルプボタン

ヘッダーのヘルプボタンをタップすると、ヘルプメニューが表示されます。

ヘルプボタン > マニュアル

コルグのホームページにアップされている、各種マニュアルページ(PDF)へのリンク。閲覧するにはインターネット環境が必要です。

  • ビギナーズ・ガイド…KORG Gadgetに初めて触れるユーザーへ向け、ガジェットの演奏方法やノートの打ち込み方などをチュートリアル形式でガイドしています。全20ページ。
  • スタジオ・ガイドKORG Gadgetの公式マニュアル。全47ページ。
  • ガジェット・ガイド各ガジェット音源のパラメータ解説。全76ページ。
ヘルプボタン > ヘルプセンター

KORG app ヘルプセンターへのリンク。表示するにはインターネット環境が必要です。

コルグがリリースしている各アプリのチュートリアルやFAQ、良くある質問などが掲載されています。サポートへ問合せを行う前にチェックしておきましょう。

ヘルプボタン > バグ報告

フィードバック・フォームが表示され、コルグにアプリの不具合を報告することができます。表示するにはインターネット環境が必要です。

ソングセクションの役割を知りたい

メイン画面のソングセクションはトラックシーンクリップで構成され、ソングの全体像を表示します。

シーン名

シーンの名前が表示されます。▶︎をタップすると、そのシーンが再生されます。

なおシーンは好きな名前を付けることができ、フッターの[Function]→シーンの[拍子]をタップするとシーン名を入力できます。シーンの内容やコード進行などを示す「メモ欄」として活用できるでしょう。

 

 

クリップ

クリップは、演奏情報が入力されている「器」のようなもので、ひとつひとつのクリップにはその内容(ノート)が表示されています。タップすると、ノートを打ち込んだり編集したりできる「ピアノロール」のあるエディット画面が拡大表示されます。メイン画面に戻るには< BACK をタップしましょう。

 

シーン追加ボタン

ソングセクションの最後の行に、新しいシーンを追加します。新しい展開を一から作りたい時に用います。

 

シーン複製ボタン

最後の行のシーンをコピーします。同じ展開を繰り返したい時や、少し展開を変えたい時に用います。

 

ミキサーセクションの役割を知りたい

メイン画面のミキサーセクションでは、一番左のマスターモジュールでトラック全体の音量を定めたり、リバーブやリミッターなどをかけることができます。またトラックモジュールでは、個別のトラックごとに音量、定位(PAN)、エフェクトなどを定めることができます。一番右にあるのはトラックの追加ボタンです。

なおミキサーセクションが表示されていない時は、メイン画面のヘッダーにある拡大ボタンをタップしましょう。

❗️Attention

「マスターモジュール」「トラックモジュール」はKORGオフィシャルの呼び名ではなく、当サイトが便宜上名付けたものです。ご了承ください。

マスターモジュール

マスターモジュールの構成は、以下の通りです。

  • ① Limiterスイッチ。Onにするとトラック全体にリミッターを適用します。ラウドネス・マキシマイザー “DeeMax” (アプリ内課金ガジェット)を使う時もここで切り替えます。
  • ② Reverbスイッチ。Onにするとトラック全体にリバーブを適用します。
  • ③ Limiter Depthノブ。リミッターのかかり具合を定めます。
  • ④ Reverb Timeノブ。リバーブタイムを定めます。
  • ⑤ マスターフェーダー。トラック全体の音量レベルを定めます。
  • ⑥ Solo/Muteボタン。個別のトラックがSoloまたはMuteされている時、このボタンをタップすると一斉解除できます。

トラックモジュール

トラックモジュールの構成は、以下の通りです。

  • ① ガジェット。そのトラックのガジェット音源を示します。タップするとエディット画面に移動します。
  • ② Panノブ。そのトラックのステレオ定位を定めます。
  • ③ Sendノブ。マスターからのリバーブ量を定めます。マスターモジュールのReverbスイッチがOnの時のみ有効です。
  • ④ トラックフェーダー。そのトラックの音量レベルを定めます。
  • ⑤ Soloボタン。Onにするとそのトラックだけ音が鳴ります。
  • ⑥ Muteボタン。Onにするとそのトラックだけ音が消えます。
  • ⑦ MIDIボタン。Onにすると外部MIDIコントローラーからの制御を受けることができます。またAdvancedモードにおいてはインプットデバイスやMIDIチャンネルを定めることができます。
  • ⑧ iFXボタン。そのトラックにかけるインサーションエフェクトを、14種類の中から5つまで定めることができます。

トラック追加ボタン

トラック追加ボタンをタップするとガジェットセレクターが立ち上がり、新しいトラックを追加することができます。

フッターの役割を知りたい

メイン画面のフッターは、ソングの再生・録音・停止・ループ設定やテンポ調節、あらゆる機能を網羅するFunctionボタンで構成されています。

  • ① Functionボタン。シーンの挿入・複製・削除や、クリップに対する各種設定、トラックの移動・複製・削除・フリーズといった曲作りに欠かせない様々な機能を表示します。
  • ② Recボタン。リアルタイム録音するときにタップします。
  • ③ Stopボタン。再生または録音を停止します。
  • ④ Playボタン。ソングを再生します。再生中にタップすると一時停止します。
  • ⑤ Loopボタン。そのシーンだけをを繰り返し再生します。
  • ⑥ Tenpoボタン。タップすると以下のボックスが表示され、BPMなどを定めることができます。

  1. Tempo…ソングのテンポ(BPM)を定めます。
  2. Swing…ソング全体のスウィング量を定めます。適度に上げると曲のノリが跳ね気味になり、0にするとジャストな感触となります。
  3. Tap…何度かタップすると、その間隔がそのままソングのテンポとなります。外部の再生ソースとテンポを合わせるときに役立ちます。
  4. Metoronome…Onにするとテンポに合わせてクリック音が鳴ります。リアルタイムレコーディングを行う際に役立ちます。

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