真夏のトラックメイキング・バトル「GadgetSonic 2019」。179曲から選ばれたグランプリを発表します!!
3週間に渡って繰り広げられた、KORG Gadget 非公式作曲コンペティション Gadget Sonic 2019。世界中のコルガジェユーザーから、前年大会を大きく上回る179楽曲ものエントリーが寄せられ、正真正銘、掛け値無しの大盛り上がりを見せてくれました。
テクノ・トランス・アコースティック・ボカロ・チップチューン・フリージャズ…実に多彩な作品が集まりました。
己の創作物を世へ放つことに飢えた、あらゆるトラックメーカーが死力を尽くして生み出す、凄まじきレベルの楽曲たち。まさにKORG Gadgetユーザーの「底力」を見せつけられたようで、ガジェソニ運営一同、感動でしびれまくりです。
そして今宵、ついにグランプリ「BEST of SONIC」3作品を発表できる運びとなりました!!!
Congratulations! “GadgetSonic 2019” BEST of SONIC !!
「BEST of SONIC」に輝いたお三方には、副賞としてKORG volcaシリーズのどれかが贈られます。
① デジタルサンプル・シーケンサー「KORG volca sample」
② デジタルFMシンセサイザー「KORG volca fm」
③ セミモジュラー・アナログシンセサイザー「KORG volca modular」
【重要】GadgetSonic 2019は、株式会社コルグ、株式会社ディチューン、ならびにすべての権利所有者とは全く無関係の、非公式・非営利なユーザー草の根イベントです。ご了承ください
大変長らくお待たせしました。いよいよ、今年のBEST of SONICの発表です!
最初のグランプリ楽曲は、この作品!!
069: wv02 – Soyoi
選者A「洗練された都会的なストロングスタイル。MiamiやLisbonをこれまでとは異なる新しい使い方を示した斬新なアップデート。ガジェソニのレーシーな世界観に最も近い。まるで深夜の湾岸線羽田〜横須賀ルートのようだ。」
そして、グランプリ2作品目はこちら!!
165: Secret Dream – あやみ(ayami)
選者B「キラキラとした光彩を放つ、万華鏡のような電子音楽作品。骨太ベースと無数のノイズが交差するアブストラクトなバッキングフレーズに乗せ、様々な音色変化を伴いながら互いに絡まるシーケンス。そしてこの曲最大の魅力は、たおやかに光り輝く美しい旋律。夜のしじまを切り裂き、流れるように疾走する音の粒子たち…この曲を聴くたび、そんな映像が浮かんでくるようだ。音のかけらは移ろいを止めず、最後までリスナーを魅了し続ける。あらゆるシンセサイザー・ガジェットの特性を熟知し、その持ち味が十二分に生かされた、聴く者を『めくるめく夢見心地』にいざなうトラック。」
選者A「ルードかつアンサンブルを引っ張る緻密なベースとKORG Gadgetのシンセガジェットをカラフルにレイヤリングしたドリーミーな楽曲。裏で鳴るうねるソフトなパッドにせつない系のブルージーなメロディはまるで国道324号を走るカブリオレ。素晴らしいです。」
グランプリ最後を飾るのは、この楽曲です!!
145: Future noob – mgnmgn
選者A「壮大でドラマティックな4分58秒。トリッキーであると同時に知性的に計算されたFX。ドラム、メロディ、展開…全方位に鋭気が広がっていてこの曲にはやられました。例えるならGT-R nismo。」
以上、「BEST of Sonic」3作品の発表でした。
入賞作発表! “GadgetSonic 2019” SONIC OF THE YEAR !!
ここからは、Gadget Sonic 2019を彩った優秀作「SONIC OF THE YEAR」の発表です。
今年のエントリー作品も非常にレベルが高く、しかも応募総数179。その中から、たったの3作品しか選ぶことができないBEST OF SONICの選考作業は、難航を極めました。
「グランプリまであと少し…!」だった、最終候補作品をたたえたい。これから紹介するのは、そんな想いで私たちコルガジェ運営ユニットが選抜した、優れた楽曲たちです。
ちなみに「SONIC OF THE YEAR」に選ばれたトラックメーカーの皆さんへ、なにやらガジェソニ公式アカウントが「ささやかなお楽しみ」を準備しているようですよ。
お待たせしました!どこに出しても自慢できる、絶対の自信をもって贈るスターリング・コルガジェユーザーの皆さんによる「珠玉のプレイリスト」です!
SILVER’S KIRCUIT(9作品)
124: kamacite – Macksite
SUZUKA POINT(8作品)
Nurburgring STAGE(9作品)
以上、SONIC of the Year 2019の発表でした。
今回、惜しくも入賞に至らなかったトラックメーカーの中には、大変な実力を持った方もたくさんいます。しかしながら、各カテゴリ8~9作品しか選ないため、まさに「断腸の思い」で見送らせていただいたことを申し添えておきます。
参加されたすべてのトラックメイカーに感謝…Gadget Sonic 2019は、今宵閉幕します。
真夏のトラックメイキング・バトル「Gadget Sonic 2019」も、いよいよフィナーレが近づいて来ました。見事に入賞された方も、惜しくも選ばれなかった方も 、あらゆるコルガジェ・ユーザーがしのぎを削り、死力を尽くした熱き夏が、いま終わろうとしています。
わたしたちは、念願だった2回目の「ガジェソニ」を実現すべく、準備を進めてまいりました。
その結果、メーカー非公式な草の根コンペに179ものエントリーが集まり、またしても成功裏に終えることができたのは、日ごろ鍛えた腕前を惜しげもなく振るってくれた「あなた」あってのことです。そんなあなたに、私たち運営ユニットとしては、本当に感謝の言葉以外見つかりません。そして「ユーザーによるユーザーのための、アンオフィシャルな作品発表の場・ガジェソニ」に対し、苦情を出さず沈黙を貫き通してくれた株式会社コルグ、株式会社DETUNEの皆様。寛大なる御処置に、ただただ御礼を申し上げる次第です。
最後に、エントリーいただいたすべてのトラックメーカーに最大限の謝辞を叫び、Gadget Sonic 2019を閉幕させていただきます。
みなさま、本当にありがとうございました!
また来年、「Gadget Sonic 2020」でお会いしましょう!!