GadgetSonic 2020 グランプリ作品発表
2020年8月1日から、3週間に渡り繰り広げられた「真夏のトラックメイキング・バトル」GadgetSonic 2020。3回年目となる今回は応募総数176作品ものエントリーをいただき、しかもどれもがハイレベル。ガジェソニ2020実行委員会メンバー一同、本当に感謝しております。
そしてこのほど、実行委員会メンバーによる審査が終了。グランプリBEST OF SONIC3作品を発表いたします。
BEST OF SONICに輝いたお三方には副賞として、Gadget-Junkies.netより以下の作曲ギアのうち一点が贈られます。
① シンセサイザー・ループレコーダー「KAOSSILATOR PRO+」
② ワイヤレスMIDIキーボード「KORG microKEY Air-49」
③ シンセサイザー・ベースマシン「KORG volca nubass」
【重要】GadgetSonic 2020は、株式会社コルグ、株式会社ディチューン、ならびにすべての権利所有者とは全く無関係の、非公式・非営利なユーザー草の根イベントとなります。ご了承ください。
大変長らくお待たせしました!いよいよ今年のグランプリBEST OF SONIC を発表いたします!!
Congratulations!!! “GadgetSonic 2020” BEST OF SONIC !!
BEST OF SONICに輝いた、最初の曲はこちら!!
096: Soyoi – Shogun Summer
選者A「和風テイストから、予想を裏切るまさかのFutureBassに大変身! KORG Gadgetで生み出されたキラキラオケ。そこにマッチしたボイスサンプルを最高のタイミングで乗せてくるセンスは抜群。色々な主張を2:35にバランスよくまとめている。 Soyoiさんの個性や引き出しが遺憾なく発揮されたFantastic Future Bass ! You’re a legend! 」
なお作者のSoyoiさんは、昨年大会でもエントリー作品 wv02 でグランプリを獲得。なんとガジェソニ史上初の2連覇という偉業を成し遂げました。今年で3回目の開催となるGadgetSonicに、新たなるレジェンドの誕生です!
グランプリ2作品目は、この曲です!!
172: lili – Ugly Point_GS2020
選者B「重めのベースは負の感情か重圧の代役なのか この先この感情はどこへ向かうのか? 美しいストリングスが奏でるのは希望へのみち 感情が移ろうように音色も変わっていく その先にはドラマチックな展開が用意されている 旋律は凛としている 見えるのは安らぎと穏やかな場所」
この曲の作者であるliliさんは、過去にGadget-Junkies.netが行ってきたコンペティションにおいて、軒並み入賞を果たしている実力者。今回、ついにグランプリの栄誉を勝ち取りました!
そして、最後のBEST OF SONICの発表です!!
094: RAWSEQ – カゲロウのカナタの国
選者C「物語性に富んだ3拍子楽曲。オーケストラ系のボトムに乗せ、勇壮なブラスやクワイヤが華やかに楽曲を彩る…と思いきや、突然のチップサウンド。そんな極めて起伏に富む展開で進行し、リスナーを2分42秒間、この曲の物語に引き込み続ける。そしてテクニックも去ることながら「スペクタクルな冒険を担う生音」「郷愁をもたらす矩形波」といった具合に、音色それぞれにテーマ性を設けることで深い情感を吹き込む作曲手法は、まさしく作者の真骨頂。”音楽とは何か?”という根源的な問いに対する解のひとつを、この曲は私たちに教えてくれている。」
ちなみに、この曲の作者RAWSEQさんも、先の緊急事態宣言下で緊急開催された2ガジェット限定コンペ「#KG_stayhome」でも、グランプリを獲得されています。コルガジェ界きってのマスター・トラックメーカーとして、RAWSEQさんの名は永遠に刻まれることでしょう。
以上、今年のグランプリ BEST OF SONIC 3作品の発表でした!