第5回|GadgetSonic応募曲のメロディを作ろう!自分の曲の顔を作る

メロディを作る…と聞くと、難しそうに感じるかもしれません。でもこのミッションでは、ゼロからメロディを考える必要はありません。
第1回で設定したDナチュラル・マイナーの中から、好きな音をいくつか選んで並べるだけでOKです。「この音、好きだな」から始めてみましょう。
ここまでで、ドラム、コード、ベースができましたね。でも、まだ自分で考えたメロディがありません。。
そうだね。それじゃ今回は、いよいよメロディを作ってみよう。
これが今回のミッションの完成形だ。今日は、ここに入っているメロディを一緒に作ってみるよ。



でも、メロディって難しそうです。いいメロディを作るには、音楽の才能が必要じゃないですか?
そんなことはないよ。最初から誰もが口ずさむようなメロディを作る必要はないんだ。今回は、いくつかの音を選んで、短いフレーズを作るところから始めよう。
🎯 今回の目標
自分で音を選び、2小節のメロディを作って8小節に展開する。
D ナチュラルマイナーをもう一度使おう
第1回で、Dナチュラル・マイナーという「音の箱」を作ったのを覚えてる?
はい! その箱を使ってコードを作ったし、前回はベースも作りました。
今度は、その箱の音でメロディを作ってみよう。
Dナチュラル・マイナーは、7つの音で構成されていたよね。
D ナチュラルマイナーの箱
D・E・F・G・A・B♭・C
さらに今回は、メロディに使う音を5つに絞ってみるよ。
D・F・G・A・C
5つだけでメロディを作るんですか?
まずは、この5音を使ってみようということだよ。
さらにいうと、5音すべてを使う必要はないし、好きな2〜4音だけでもOK。足りなければ、あとから他の音を試してもいいね。



なるほど。最初からたくさんの音を考えるより、少ない音から始めた方が迷わなさそうですね。
そういうことだよ。
こうして、C・A・F・Gの4音だけを選んでメロディを作ってもいいし…


こんな、C・A・G・DでもOKだよ。


ちなみに今、ピアノロールで白くなっているのが「Dナチュラル・マイナー」の音だ。A#とB♭は、名前は違うけど、同じ音になる。





これらの音を選べば、「Dナチュラル・マイナー」の箱からハズれないわけですね! 便利!!
最初は「2小節だけ」作ってみよう
さっき作ったフレーズを基に、2小節だけ打ち込んでみよう。いきなり8小節のメロディなんて長いし、大変だからね。
メイン画面で、HelsinkiのTrack 4①をタップ。


HelsinkiのSOUND PROGRAM②から、11: TR Bell③を選んでください。


↕️ボタン④でピアノロールを全画面表示にして、Function⑤→小節数を2⑥にします。


Drawモード⑦にして、1マス目のC2を少し長押しした後、2マス目の最後までドラッグ⑧して伸ばします。


同じように、スケールの音を選んでノートを打ち込んでいきましょう。


2 Bar⑦でも、このようにノートを打っていきます。





これだけでいいんですか?
うん。音の数も、最初は少なくて大丈夫。まずは鳴らしてみよう。



短いけれど、ちゃんとメロディに聞こえますね!
同じフレーズを繰り返そう
2小節だけだと、まだ短いですよね?
では、作ったフレーズを繰り返して、8小節にしてみよう。
とりあえず、作った2小節のメロディを4回繰り返せばOKだ。
1〜2小節 A
3〜4小節 A
5〜6小節 A
7〜8小節 A



え? 同じものを繰り返していいんですか?
いいんだよ。むしろ繰り返すことで「この曲のメロディ」になるからね。
Function①で8小節②にして、コピー③をタップします。


コピー元の1 Bar④→コピー先の3 Bar⑤とタップします。


続いて、コピー元の2 Bar⑥→コピー先の4 Bar⑦とタップします。


同じように、5 Bar〜8 Barにもコピーしてください。
「最後だけ変える」と一気に曲らしくなる
ここで、一番簡単な作曲テクニックを教えよう。



おお、ぜひお願いします!
こんな感じで、最後の2小節だけ変えてみて。これだけで「同じフレーズを繰り返しているのに、最後に何か起きた」という感覚が出るよ。
1〜2小節 A
3〜4小節 A
5〜6小節 A
7〜8小節 B
たとえば、8小節目①だけフレーズを変える②と、一気に曲らしくなります。





全部を作り直さなくても、変化が生まれるんですね!
そう。繰り返しと小さな変化を組み合わせるだけでも、フレーズにまとまりが生まれるよ。
作例をそのまま使ってもいいの?
ところで、今回の作例をそのまま使ってもいいんですか? 自分で考えたメロディにしなくても?
もちろん、作例を参考にしてもいいよ。ただ、今回は自分の曲を作るチャレンジだから、どこか一つでも自分で選んでみてほしいな。
では、2小節目の後半を考えてみますね。
変更前


変更後





わたしは、こっちにした方が好きです!
いいね。それが大切なんだ。音楽理論の正解を探すのではなく、自分の耳で選ぶこと。このメロディは、もう君自身が選んだ音だよ。
音程より「リズム」を先に決めてもいい



うーん……どうしても、いいメロディが思い浮かばない💦
そんな時は、先にリズムを考えてから音を当てるのもアリだ。
左は「ターン・ターン・タタ・タタ……」という、リズムだけのフレーズ。ここから右みたいに、スケールの箱の音を割り当てるのもいいね。







リズムだけ先に作って、あとは音の高さを色々試すんですね。 これならアイデアが浮かばなくても、手を止めずに進められそう!
今回の成果を確認しよう
✅ D・F・G・A・Cの5音を基本にメロディを作った
✅ 2小節のフレーズを作った
✅ フレーズを繰り返して8小節に展開した
✅ 最後の音を変えた
GadgetSonic初参加チャレンジ:5/8



最初は、メロディなんて自分には作れないと思っていました。でも、少しずつ音を選んだら、自分のフレーズができました!
いいね。ここまで来たら、ただ操作を覚えているだけじゃない。自分の判断で曲を作り始めているんだよ。
次は、これを1曲にするんですね?
そのとおり。次回は、ここまで作った8小節のループを、64小節の曲に展開してみよう!
GadgetSonicに出す曲だからといって、プロのようなメロディを作る必要はありません。今回作った2小節のフレーズが、あなたの最初のオリジナル曲の「顔」になります。
ここまでで8小節の「ループ」は完成しました。でも、GadgetSonicに出すなら、最初から最後まで聴ける「曲」にしたいところです。
そこで次回は、この8小節を使って、イントロ → ビルドアップ → ドロップ → ブレイク → もう一度ドロップという、64小節の展開を作ります。近日公開予定!











