ツアーガイド

名機「Mono/Poly」をガジェット化!KORG Gadget Ver3.3.0リリース。

コルグは2017年8月23日、KORG Gadgetのマイナー・アップデートバージョンとなる「Ver3.3.0」を公開しました。

それと同時に、新作iOSアプリiMono/Polyのダウンロード販売が開始されました。

iMono/Polyは、伝説のアナログシンセ”KORG Mono/Poly”(モノポリー)を、iPadやiPhone上で再現したスタンドアロン・アプリ。

KORG Gadgetにおいては、新ガジェットMontpellier(モンペリエ)として動作します。

iOSアプリのiMono/Polyについては藤本健さんの記事をご覧いただくとして、当Gadget-Junkies.netでは「新ガジェット”Montpellier”」にフォーカスし、紹介していきましょう。

超名作アナログシンセ”KORG Mono/Poly”をiOSアプリ化

その前に、オリジナルのKORG Mono/Polyについて簡単に紹介しておきます。

Mono/Polyは、1981年に発売された国産のアナログ・シンセサイザー。

当時のシンセとしては格安の149,000円でリリースされましたが、4基のVCO(!)が放つ分厚いユニゾンサウンドとエグいフィルター、そしてシンクロやクロス・モジュレーションによる「変態サウンド」が持ち味でした。

それでいて音作りがとても簡単…という素晴らしい出来栄えで、今でも最も重要なアナログシンセのひとつであり続けています。

そんな名機をiOS上に蘇らせたのが、このほどデビューしたiMono/Polyなんですね。

“Montpellier” ファースト・インプレッション

さて、KORG Gadget上で魅惑のMono/Polyサウンドを味わってみましょう。

App StoreでiMono/Polyをゲットし、KORG Gadgetを最新バージョン(Ver3.3.0)にアップデートしてください。

パネル・レイアウト

Montpellierは、SYNTH・AMP・EFFECTの3パネルを切り替えて操作します。

① SYSTH画面

Mono/Polyの強みである4基のVCOをはじめ、「オシレーター・シンク」や「クロス・モジュレーション」の変調コントロール、切れ味鋭いフィルターでの音色作りなどが行えます。

ほど良くまとまっていますが、iMono/Polyでは独立していた4基のVCOセクションが「切り替え方式」なのが筆者的に少々残念。

どうしても、エディットの手間が一手増えますからね。

② AMP画面

音程/音量コントロールや、「Mono/Poly」という名のゆえんである「モノフォニック」と「ポリフォニック」の切り替えを行う画面。

ただし4つのVCOを32音まで発声できるので、実機Mono/Polyよりも格段にパワーアップしています。

コード・メモリー(指定した4和音を指先一つで平行移動できる機能)ができるのも嬉しいですね。

ベンドとモジュレーション・ホイールも、ここにありますよ。

③ EFFECT画面

マルチ・エフェクターが2系統あり、それぞれ空間系・ダイナミクス系・モジュレーション系・歪み系など19種類から選べます。

大量のテンプレートが用意されているのも便利。

画面下部には、送信元のソースと送信先を任意に指定し、接続できるバーチャル・パッチが8つ用意されています。

サウンド・プログラム

あらかじめプリセットされている128サウンドを呼び出し、新たな音色エディットが可能。

また「テンプレート」という、ベルやオルガン、ブラスなどサウンドの特徴を押さえた基本音色もあり、これを活用すれば簡単に目的の音色を作り込むことができるでしょう。

別売サンプルパック「Expansion Factory Pack」(600円)をプラスすれば、さらに128音色を追加できるようです。

今後も「実機」のガジェット化に期待!

このほど「Montpellier」としてガジェット化された名機KORG Mono/Poly。

シンセサイザー実機のガジェット化は「KORG M1」「ARP ODYSSEY」「KORG WAVESTATION」に続き、これで4機種目となりました。

そのどれもが素晴らしい再現性で、これからもKORG Gadget上でのイニシエサウンド復活が望めそうです。

コルグの機種はもちろん、できることならメーカーの垣根を超えた、素敵なコラボレーションの実現を期待したいところ。

筆者としては、とりわけDX7やYM2151など、YAMAHA製FMシンセサイザーの登場を期待して止みません。

さて、このiMono/Poly。通常価格は3,600円ですが、2017年9月30日までの発売記念セール価格は2,400円(33%OFF)。

KORG Gadget for Macへは後日対応とのことなので、そちらも楽しみにしたいですね。

それではまた。Have a nice trip!

関連記事

  1. NEWS 2017

    “使える”プリセット音色を大量ゲット!KORG Gadget新バージョンがリ…

    コルグは2017年7月20日、KORG Gadgetのマイナー・アップ…

  2. NEWS

    コルグ、ベクターシンセiOSアプリiWAVESTATION発表。ガジェット名はMilpitas

    コルグは2016年11月30日、1990年に発売されたデジタルシンセサ…

  3. Allihoopa

    3つの新ガジェットにNKS対応、Allihoopaとの連携強化も。KORG Gadget Ver3.…

    コルグは2017年11月15日、KORG Gadgetの新バージョンと…

  4. Allihoopa

    KORG Gadgetスペシャルコンテスト今年も開催。お題の「BPM140」って?

    コルグは2017年5月31日、毎年恒例となっているKORG Gadge…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

連載中

  1. トラックを作ってみよう

    ベーストラックをリアルタイム入力する
  2. トラックを作ってみよう

    ドラムトラックをステップ入力する
  3. Gadget days

    2016 年末特別企画「今年リリースされたガジェットで、どれが一番好きでしたか?…
  4. ガジェットを演奏しよう

    演奏するスケール(音階)を設定する
  5. Lifestyle for DTMer

    夢のDTM完全ワイヤレス化を目指して…ケンジントン「Expert Mouse W…
PAGE TOP