“使える”プリセット音色を大量ゲット!KORG Gadget新バージョンがリリース。
コルグは2017年7月20日、KORG Gadgetのマイナー・アップデートバージョンとなるVer 3.2.0(Mac版はVer1.2.0)をリリースしました。
新機能について
今回のアップデートでは、新たな機能が2つ加わっています。
9つのガジェットのプリセット音色が大幅強化
目玉は9つのガジェット音源に、新しいプリセット・サウンドFactory 2が追加されたこと。
他のDAWでガジェット音源を扱うことのできるGadget Plug-in Collectionでも、この新しい音色が使えるようになります。
ファクトリー・プリセットが2つになったガジェットは…
- Chiang Mai(チェンマイ)
- Berlin(ベルリン)
- Chicago(シカゴ)
- Phoenix(フェニックス)
- Wolfsburg(ヴォルフスブルク)
- Dublin(ダブリン)
- Kiev(キエフ)
- Helsinki(ヘルシンキ)
- Kingston(キングストン)
です。
「出力チャンネル」が設定可能に
Mac版ではオーディオ・デバイスの出力先を設定できる「出力チャンネル」項目が追加。
「メニュー」→「KORG Gadget」→「環境設定」(またはショートカット「⌘+,」)で環境設定ウインドウを開き、「オーディオ」を選ぶと、出力デバイスの下に「出力チャンネル」が追加されています。
新バージョンの入手方法
新しくなったKORG Gadgetを手に入れるには、iOS版はApp Store→アップデート。
Mac版はメニューの「アップデートを確認する…」を選択するか…
アプリの初回起動時にアップデートを促すポップアップが表示されるので、そこからインストールを行なってください。
いつも的確な改良に脱帽!
KORG Gadgetはデビュー以来、長らく同じプリセット・サウンドだったので、今回の音色追加はフレッシュなアップデートとなりました。
ユーザーにとって新しい音色は、トラックメイキングにインスピレーションをもたらすのと同時に、その音色パラメータを眺めることでサウンドエディットの「お手本」を学ぶことができます。
デビューして3年、またしても意義あるバージョンアップを果たしたKORG Gadget。
これからも稀有な「国産DAW」として、着実なる進化を遂げてほしいですね!
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