先日エントリーの受付を終了した、KORG Gadget非公式コンペティション企画「GadgetSonic 2018」。

2018年8月18日から3週間にわたり、KORG Gadget for iOS / Macユーザーによる、真夏の熱きトラックメイキング・バトルが繰り広げられました。

開催中Twitterでは、ハッシュタグ「#GadgetSonic2018」で溢れかえり、いたる所で応募作品についての語らいがあったり、エントリー者同士による暖かい交流があったりと、大いに盛り上がりました。

その結果、なんと138作品（!!!）ものエントリーをいただき、GadgetSonic 2018は草の根コンペとして大成功を収めることができました！

【重要】GadgetSonic 2018は、株式会社コルグ、株式会社ディチューン、およびすべての権利所有者とは全く無関係の、非公式・非営利なユーザー草の根イベントとなります。

また、Nintendo Switch版KORG Gadgetを対象とした公式楽曲コンテスト「ガジェ１」とも関係ありませんのでご注意ください。

そして今宵、いよいよ優秀作品 BEST of SONIC 発表の瞬間がやってまいりました！

兼ねてからのご案内のとおり、BEST of SONIC に選ばれた３名様には、それぞれ以下の豪華賞品のどれかが贈呈されます。

なお受賞作品の選考は、発起人のTaiki overthere@taiki0405m さん、名うてのコルガジェ・ユーザーでトラックメイカーWARYU〜和龍〜‏ @japodragon1 さん、そしてくらんけ@Gadget_Junkies の３名をメンバーとする「GadgetSonic2018実行委員会」が行わせていただきました。

Congratulations! "GadgetSonic 2018" BEST of SONIC !!

大変お待たせいたしました。それでは BEST of SONIC ３作品の発表です！

最初にご登場いただくのは、この作品！！

126: Magical Subscription – Hyuumatec

選者A「Gadget のシンセ、サンプラーの使い方を駆使されている。展開、ドロップ、フレーズに、プリセットのことを熟知した技が随所で見受けられる。イントロのオーディオとリードメロディも素晴らしく、おかず的に入るFx、ブレイクが心地よい。さりげないオートメーションもセンスを感じる。」

そして、次なる BEST of SONIC は、この作品！！

115: Voiceless Setting – Butz

選者B「気だるいブラスのバッキングから始まり、控えめだが壮大なリズムトラックが乗るその先で、はかなく美しい旋律がリスナーを白昼夢へと誘う。シューゲイザー的な「甘く耽美的な音世界」を、思う存分堪能できる。極めて意匠を凝らしたSEの数々や、星屑のような無数のノイズが眩（まばゆ）く散りばめられ、それらが渾然一体となって聴き手の感情を揺さぶる。唯一無二の作品。」

さあ、いよいよ BEST of SONIC 最後の曲の発表です！！！

030: Ammonite（アンモナイト） –  HibinoKakera

選者C「ベロシティ/タッチが繊細でアレンジを含めたトータルな音作りにおいて上手だと思う。休符を"使えて"いることも素晴らしい。また、大きいスピーカーで鳴らしても解析度が高く(sound cloud/allihoopaそれぞれストリーミングサービスの癖に対応された)ミキシングも群を抜いていた。

見事受賞されたお三方へは、後日それぞれのツイッターアカウントにダイレクトメッセージで連絡いたしますので、しばしお待ちください。

以上、BEST of SONIC 3作品の発表でした！

おめでとうございます！！！

入賞作発表！ "GadgetSonic 2018" SONIC OF THE YEAR !!

GadgetSonic 2018には、すでにお知らせした通り138楽曲ものエントリーがありました。

応募作品のどれもが非常にハイレベルなトラックで、選考は難航を極めました。

そこで BEST of SONIC とは別に、素晴らしい作品の数々を讃えるべく、選考者３名がそれぞれセレクトした入賞作品枠 SONIC OF THE YEAR を設けさせていただきました。

つまり SONIC OF THE YEAR は、本当にもうひと息だった「最終優秀候補作品」ということになります。

それでは発表しましょう！SONIC OF THE YEAR はこちらの楽曲です！！

（タップ／クリックで拡大します）

・・・あなたの楽曲は、入ってましたか？？

SKY STAGE（9作品）

027: Run like the wind!!! 風のように走れ – Sean Winter

014: むかしのはなし – Lizard’sMobileSoundLaｂ

006: FUTURE9 / RAWSEQ / KORG Gadget for iPad mini 4 – RAWSEQ

056: LOVE – Kenichi Shibata

001: Highland’18 V.I.P. iPhone_master – thickone

059: 【VOCALOID SONG】Easy summer vacation【Mirai Komachi】- fmhamaddd

092: Globe Seeker – Kobaboo

138: Wonderful adventure – beatnicster

015: Cosmic Noise – あやみ（ayami）

COSMO AREA（8作品）

026: 我心悲し秋の夕暮れ – Hiroyuki Arata

124: foggy day – suivari

103: cold light – hosigaki

090: pazed – ei

097: NRT – Summer Edit – takefumi_s

094: DOUTOR – peko

121: Derelict Floater – mistyminds

110: Love and Lovers – Kacleminov

High-speed Course（9作品）

082: Dizziness in the summer – Makiko YY

075: ［GS2k18］Fumi*q – phantasm – Fumi*Q

065: やばたにえん – 射干玉.db

040: We Are The Survivors – Jotaro Nakada

028: Qualified Wilson – tominagayuki

021: Trust Me – XXII official

019: Entrance – Honparinton

023: Native Line – kyu-bi

108: After*3 – mohumohu-fei

GadgetSonic 2018 フィナーレ。すべての皆様へ、万感の思いを込めて。

真夏のトラックメイキング・バトル「GadgetSonic 2018」も、いよいよフィナーレとなりました。

「GadgetSonic 2018 実行委員会」一同、全く初めての企画であり、手探りの中で試行錯誤しながら、この日を迎えるために準備を進めてまいりました。

この「草の根企画」に対し、KORG Gadgetユーザーをはじめ、本当に多くの皆さまから、数え切れないほどの温かい声を頂戴し、とても勇気付けられました。

また、このようなユーザー企画の非公式コンペティションに対し、最後まで沈黙を貫き通して下さった株式会社コルグ様、株式会社ディチューン様、そしてKORG Gadgetに関わる全てのみなさまに、心より御礼を申し上げます。

最後に、エントリーいただいたトラックメーカー全員の皆様に最大限の謝辞を申し上げて、GadgetSonic 2018を閉幕させていただきます。

皆様方、本当にありがとうございました！