マイアミ(KORG Gadget)
- 昨今のEDMに欠かせない「ウォブルベース」専用仕様。
- 極めて簡便なサウンドメイクが実現。パネルは一画面で完結。
- クロス・モジュレーションなどにより、思いのほか音作りの幅が広い。
目次
🇺🇸 Monophonic Wobble Synthesizer "Miami"
ビジュアル | |
タイプ | デジタルシンセ |
得意パート | ベース |
得意ジャンル | クラブ/ダンス |
プログラム数 | 30音色 |
リリース年 | 2014年(オリジナル15) |
Switch対応 | 対応 |
価格 | Free |
Miami(マイアミ)は、モノフォニック・ウォブルシンセ。
iOS版には最初から搭載されており、Nintendo Switch版でも扱う事ができます。
ほとんどウォブルベース専用機と言って良いほど、とことん昨今のEDM映えする凶暴なサウンド作りに特化したデザイン。
操作は極めて簡単。WOBBLEノブでウォブルのかかり具合を調節しつつ、フィルターセクションのCUTOFF、そしてCRUSHで「今風のワルな音」に仕立て上げていきます。
ウォブルサウンドのキモとなるLFOは自動的にテンポと同期し、その振幅周期を音符単位で指定できるという親切設計。
それに加え、クロス・モジュレーション(VCOでVCOを変調させる一種のFM)が用意されているのもユニークで、これによりハーモニクス溢れるサウンドを作ることも可能です。
さらにCUTOFFやRATEがリアルタイムで変化するパラメーターを書いて、より複雑怪奇なサウンドを作りましょう。
モノフォニック仕様ゆえ、同時に1音しか出すことができないものの、ベース・ミュージックに特化しているMiamiゆえ欠点になり得ません。
プリセット音色数は30と決して多くはありませんが、どれも完成度の高い音色で、そのパラメーターを眺めているだけでも勉強になります。
おすすめ利用シーン
文句なくEDM…とりわけ、今日人気を博しているフューチャーベース・トラックとの相性は抜群。
サイバーパンクな見た目通り、退廃的なベースサウンド作りにも最適です。
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