- 貴重なクラビネット専用音源。70年代に一斉を風靡した、タイトでアタッキーなClavサウンドが手に入る。
- iOSアプリ「KORG Module / Pro」をインストールすると使えるようになる。
- App内課金により、更なるライブラリーの強化が可能。
🇮🇹 Funky Electric Keyboard "Firenze"
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| タイプ | 鍵盤楽器 (クラビネット) |
| プログラム | 10音色(拡張可) |
| リリース | 2014年 |
| for iOS | 対応 |
| for Mac | 対応 |
| for Plugins | 対応 |
| for Nintendo Switch | 非対応 |
| for PlayStation | 非対応 |
| KORG Gadget VR | 非対応 |
| 価格 | ¥4,800(KORG Module Pro) |
| 入手方法 | KORG Module / Proをインストールする |
| 追加アイテム | Organ & Clav Collection ¥3,200(40音色) |
KORG Moduleの場合、1種類のクラビ音色しか使えません。アプリ内ストアで"Essential Clav"を購入すると10種類に増強されます。
KORG Module Proを購入すると、KORG Gadgetで7種類のガジェット(Salzburg・Montreal・Glasgow・Firenze・Alexandria・Fairbanks・Osaka)が使えるようになります。


Firenze(フィレンツェ)は、高品位なクラビネット音源。

かのスティーヴィー・ワンダーがよく弾いていたのがクラビネット。ホーナー社製のD6という有名なモデルでした。
この名機をガジェットとして再現したのがFirenzeだと思われます。「カリッ」「パキッ」とした、アタックの強いパーカッシブなサウンドが持ち味です。
音色をエディットする手段は多くありませんが、クラビサウンドを形作る上で欠かせないものはすべて揃っています。
その象徴ともいえるのが”PICKUP”スイッチ。

まずC/Dスイッチで、Firenzeに2基搭載されているピックアップ(アンプ)のうち、一つまたは両方をアクティブにします。
そしてA/Bスイッチで、上下どちらのピックアップを使用するかを定めます。
つまり、C/D、A/Bスイッチのコンビネーションで、異なるサウンドを4パターン作ることができるわけです。
その左手にある"FILTER"スイッチでは、各音域にかけるフィルターをON/OFFします。

たいていのシンセサイザーは、フィルターをノブで開閉させますが、クラビネットはスイッチを用いるのですね。
明るいサウンドにしたければ全スイッチをONに、ソフトにしたければBASSだけをONにするなど、あなた好みに定めましょう。
なお、すべてのFILTERスイッチをOFFにすると、音が出なくなります。
他にも、クラビ独特のパラメーターとして"MUTE"が用意されており、このスライダーを上げると弦が押さえられるので、音が素早く減衰します。

穏やか、かつパーカッシブなサウンドを演出できます。
おすすめ利用シーン

クラビネットは、ハンマーで叩いた弦をピックアップで増幅して音を出す、ギターに近い構造を持つ鍵盤楽器です。
それゆえサウンドも似通っており、ギターと同じようなフレーズやリフが決まります。実際ペンタトニック・スケールで演奏すると、非常にそれっぽくなります。
また、あまり音が伸びない楽器なので、歯切れの良いフレーズによくマッチします。演奏するときは、叩きつけるように切れ味よくいきましょう。
ソウルやファンク、R&Bによく合うFirenze。あなたのトラックに、70年代の雰囲気をもたらしてくれるでしょう。


