台北(KORG Gadget)
- KORG Gadgetで、外部アプリやハードシンセを演奏したり、コントロールできるようになる。
- ノブやXYパッドに、好きなMIDI CC信号を自由にアサイン可能。すぐに使えるプリセットも。
- LFOとアルペジエーターも搭載。あらゆるMIDIメッセージを外部に送信可能。
🇹🇼 MIDI-Out Control Module "Taipei"
ビジュアル | |
タイプ | MIDIアウト |
得意パート | - |
得意ジャンル | - |
プログラム数 | - |
リリース年 | 2019年 |
Switch対応 | 非対応 |
価格 | Free |
Taipei(台北)は、MIDIアウト・ガジェット。
Nintendo Switch版以外の、すべてのKORG Gadgetで使用可能です。
Taipeiは、いわば「MIDIコントローラー」。外部の音楽アプリやハードウェア機器を、KORG Gadgetでコントロールする事が可能となります。
百聞は一見に如かず。実際に外部アプリ「DXi」と「ELECTRIBE Wave」を、KORG Gadgetのピアノロールで演奏させた様子を見てみましょう。
このようにTaipei自体が音を出すのではなく、外部音源をコントロールするためのガジェットなんですね。
Taipei本体の鍵盤で、外部アプリなどを演奏できるのはもちろん、8つあるノブやXYパッドなどに、MIDI CC(コントロール・チェンジ)ナンバーを割り当て可能。
たとえば、ノブに「レベル」や「パン」といったパラメーターを自由にアサインしたり、XYパッドに「カットオフ」や「レゾナンス」を割り当て、外部シンセのフィルターを操作したり…なんて事もできます。
このように、手作業で任意のパラメーターをアサインできますし、コルグ社製のハードウェアやアプリであれば、あらかじめ代表的なパラメーターが割り当て済みでプリセットされています。
このリストにある機器やアプリであれば、Taipeiをすぐに活用することができますね。
また、テンポと同期可能なLFOとアルペジエーターを搭載。
LFOは5種類の波形が、アルペジエーターには「上昇」「下降」「ランダム」など13パターンが用意され、様々なMIDI信号を出力することができます。
おすすめ利用シーン
良くも悪くも「箱庭的」な音楽制作アプリであるKORG Gadgetですが、ユーザーに外部との連携という無限の可能性をもたらします。
たとえばライブで、コルガジェから外部シンセに演奏信号を送ったり、コルガジェと他の音楽アプリを同期演奏させ、それをAUMなどのミキサーアプリを活用してレコーディングしたり…。
アイディア次第で、あらゆる活用術が考えられるでしょう。
なおTaipeiについては、こちらの記事で基本的な使い方を紹介しています。
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