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モンペリエ(KORG Gadget)

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  • 4 VCOで分厚い出音が持ち味のアナログシンセ KORG Mono/Poly をガジェット化。
  • 必殺!「クロス・モジュレーション」&「オシレーター・シンク」。
  • 現代に呼応する数多くの機能が盛り込まれ、生まれ変わったMono/Poly。コルガジェの頂きに君臨する「エース級」シンセ。
目次

🇫🇷 4VCO Analogue Synthesizer "Montpellier"

ビジュアル
タイプアナログシンセ
得意パートパッド リード ベース
得意ジャンルクラブ/ダンス ロック/ポップス
プログラム数128音色(Max 256音色)
リリース年2017年
Switch対応非対応
価格¥3,680(KORG iMono/Poly)
App内課金アイテムExpansion Factory Pack(128音色)
King of アナログシンセ・ガジェット。極めて幅広い音作りが楽しめる。果たしてMontpellierの多彩な機能を使いこなせるか?

Montpellier(モンペリエ)は、1981年にリリースされたアナログシンセの名機 KORG Mono/Poly をガジェット化したもの。
iOSアプリ iMono/Poly をインストールすると、KORG GadgetにガジェットMontpellierとして追加され、iMono/Polyと同じ音色を扱えるようになります。

KORG Gadget for Mac および for Plugins には、最初から搭載されています。

Montpellierのガジェットパネル(SYNTH画面)。

基本波形を発生させるVCOを4基搭載し、それらを同時に出力させることで得られる非常に分厚い出音が持ち味。
実機Mono/Polyでは、4VCO仕様で太いモノフォニック・モード、または4つのVCOを別の音程に割り当てる…つまり和音を弾けるが細い音のポリフォニック・モードの、どちらかで使っていました。

しかし現代に蘇ったMontpellierは、4 VCO、かつポリフォニック仕様という、モンスター・シンセとしてリボーンしています。

キー・アサイン・モード。全32ボイスを発声でき、16音までユニゾン可能。

モジュレーション周りも強烈。「ギュイ〜〜ン」という空間を切り裂くサウンドをもたらすオシレーター・シンクに、アナログシンセでありながら金属的な響きを得られるクロス・モジュレーションも、Montpellierの武器。

VCO MODULATION セクション。オシレーター・シンクとクロス・モジュレーションを設定する。

また完全独立2系統のマルチエフェクターは、コンプレッサーやコーラス、ディレイ、各種リバーブなど、Montpellier独自の19種類を装備。
ガジェットに搭載されているエフェクターとしては屈指の本格仕様で、例えば「4 Band EQ」を選ぶと帯域がグラフィカルに表示され、極めて直感的なエディットを行えます。

マルチエフェクター。選んだFXによってパラメーター表示が変化する。

そして、より自由なサウンド・メイキングが実現するバーチャル・パッチ。

パーチャル・パッチ。パラメーター間の信号の流れを、最大8つまで適用可能。

例えばモジュレーション・ホイールでピッチやカット・オフを操作できたり、LFOをオシレーターやフィルターにかけるなど、まさに自由自在。非常に複雑で、多彩な音作りを行うことができます。

このようにMontpellierは、実機Mono/Polyの持ち味を活かしつつ、まったく新しいソフトウェア・シンセサイザーとして生まれ変わっているのですね。

おすすめ利用シーン

オリジナルのMono/Polyは1980年台初頭のデビューですが、それを現代風にリファインしたMontpellierはEDMを代表とする今日の音楽制作でも大活躍する、ウルトラ・シンセサイザーに仕上がっています。
縦横無尽のルーティングを実現するバーチャル・パッチや、完全独立2系統のマルチエフェクターといった、実機では決して実現し得なかった多彩な追加機能。

また、ただでさえ太い出音の4 VCOをユニゾンできるのは強力無比。たとえばノコギリ波を重ねていくと、これまでのシンセ ・ガジェットでは到底不可能だった怪物級のサウンドを発生することができます。

そして、Mono/Polyが放つオシレーター・シンククロス・モジュレーションサウンドは、全テクノキッズにとってのエバーグリーン。
そんなMontpellierは、KORG Gadgetで音楽制作を行う上で文句なくエース格のアナログシンセサイザー・ガジェットであると断言できます。

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この記事を書いた人

KORG Gadgetエヴァンジェリスト。 http://www.Gadget-Junkies.net 運営。ロックなダンスビートにピコピコサウンドを乗せ、昔のビデオゲームっぽい音楽も作ってます!

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