- KORG Gadgetで使えるアコースティック・ドラムのひとつ。バンドサウンドを志向するなら必携。
- 多彩かつハイクォリティーなドラムサンプル。「フラム」や「ロール」など独特の奏法も収録。
- ドラムマシンとしてのシンプルなパラメーター群に、独自のコンプとEQを装備。
🇦🇺 Acoustic Drum Module "Gladstone"
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| タイプ | ドラムマシン(アコースティック・ドラム) |
| プログラム | 20ドラムキット 120音色 |
| リリース | 2016年 |
| for iOS | 対応 |
| for Mac | 対応 |
| for Plugins | 対応 |
| for Nintendo Switch | 非対応 |
| for PlayStation | 非対応 |
| KORG Gadget VR | 非対応 |
| 価格 | ¥1,840(for iOS) |
| 入手方法 | アプリ内課金 |


グラッドストーン(Gladstone)は、アコースティック系サウンドを取り揃えたドラムマシン。

KORG Gadgetは様々なドラムマシンがありますが、Gladstoneはロックやジャズ、ポップスといったバンドサウンドが得意。他のLondon、Recife、Bilbaoなど、ダンス系に強いドラムガジェットとは異なる性格を持ちます。
キックやスネア、ハイハットをはじめ、アコースティック系のドラムサンプルが120種類収録。
| Kick | 12 |
| Snare | 22 |
| HiHat | 13 |
| Tom | 27 |
| Cymbal | 16 |
| PERCS | 30 |
タムだけでも、「Hi,Mid,Low」のワンセットが9種類もあります。LondonやRecifeを「アコースティック面」で補うには十分な数と言えるでしょう。筆者的には、Gladstone登場前のKORG Gadgetは「クラッシュシンバル」のバリエーションが乏しく、やむなく音の高さを変えて対応していましたが、その悩みから解放されました。
各サンプルのクォリティーも高く、ツヤっぽい感触。たとえば「ライドシンバル」は、Londonのサンプルに比べ、余韻をかなり長く取って収録されています。
表現力も豊かで、ドラムロールや、両手で「バラッ」と叩くフラム奏法を再現したサンプルまで用意されています。

エディット性能はシンプルそのもの。SOUNDセクションで、サンプルのTUNE・DECAY・PAN・ドライレベル・アンビエントレベルを設定します。

他にも、Gladstone専用のコンプレッサーと3バンドEQが装備され、ドラムパートごとに細やかな調整を行えます。

おすすめ利用シーン

KORG Gadgetのアコースティック・ドラムマシンGladstoneは、バンドサウンドを志向するならコレクションに加えておきたいガジェット。ダンス系に囚われず、幅広い音楽性を目指すミュージシャンにとって必携です。
タイトでソリッドなLondonやRecife、ローファイさが持ち味のBilbaoに対し、Gladstoneは全体的にウォームな質感。そんな雰囲気を好む方にもオススメです。
なお2025年には、久々のアコースティック・ドラム音源Osakaが登場しました。KORG Gadgetアプリ内で購入するGladstoneに対し、OsakaはKORG Module / Proをインストールすると入手できます。


