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グラッドストーン(KORG Gadget)

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  • KORG Gadget唯一のアコースティック・ドラム。バンドサウンドを志向するなら必携。
  • ハイクォリティーなドラムサンプル。「フラム」や「ロール」など独特の奏法まで収録。
  • ドラムマシンとしてのシンプルなパラメーター群に、独自のコンプとEQも装備。
目次

🇦🇺 Acoustic Drum Module "Gladstone"

ビジュアル
タイプドラムマシン
得意パートドラムス
得意ジャンルロック/ポップス
プログラム数20ドラムキット 120音色
リリース年2016年
Switch対応非対応
価格¥1,840(2024年現在)

グラッドストーン(Gladstone)は、アコースティック系サウンドを大量に取り揃えたドラムマシン。
KORG Gadget for iOSにおいては、アプリ内課金で入手することができます。

KORG Gadget for Mac および for Plugins には、最初から搭載されています。

Gladstoneのガジェットパネル。

KORG Gadgetには様々なドラムマシンが存在しますが、Gladstoneはロックやジャズ、ポップスといったバンドサウンドが得意。
他のLondonRecifeBilbaoなど、いわゆる「ダンス系」に強いドラムガジェットとは異なる性格を持ちます。

キックやスネア、ハイハットをはじめ、あらゆるバンド系のドラムサンプルが120種類収録。その内訳は以下の通りです。

Kick12
Snare22
HiHat13
Tom27
Cymbal16
PERCS30

タムだけ取っても「Hi,Mid,Low」のワンセットが9種類もあり、KORG GadgetのデフォルトドラムLondonやRecifeを「アコースティック面」で補完するには、十分な数と言えるでしょう。

筆者的には、Gladstoneが出る以前は「クラッシュシンバル」のバリエーションに乏しく、やむなく音の高さを変えて対応していましたが、その悩みから解放されました。

サンプルそのもののクォリティーも高く、ツヤっぽい感触。「ライドシンバル」一つとってもLondonのサンプルに比べ、余韻がかなり長く取られて収録されています。
表現力も豊かで、たとえばスネアではドラムロールや、両手で「バラッ」と叩くフラム奏法を、そのまま再現したサンプルまで用意されています。

エディットはシンプルそのもの。「SOUND」セクションでは、サンプルのTUNE・DECAY・PAN・ドライレベル・アンビエントレベルを設定可能。

他にも、Gladstone専用のコンプレッサー3バンドEQが装備され、ドラムパートごとに細やかな調整を行えます。

おすすめ利用シーン

KORG Gadget唯一のアコースティック・ドラムマシンであるGladstoneは、バンドサウンドを志向するなら是非コレクションに加えておきたいガジェット。
ダンス系に囚われず、幅広い音楽性を目指すミュージシャンにとって必携だと思います。

タイトでソリッドなLondonやRecife、ローファイさが持ち味のBilbaoに対し、Gladstoneは全体的にウォームな質感。そんな雰囲気を好む方にもオススメです。

とにかくリアルな生ドラムサウンドなので、自然なニュアンスで適切に打ち込んでいけば、あなたのトラックから機械的なニュアンスを回避することができるでしょう。

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この記事を書いた人

KORG Gadgetエヴァンジェリスト。 http://www.Gadget-Junkies.net 運営。ロックなダンスビートにピコピコサウンドを乗せ、昔のビデオゲームっぽい音楽も作ってます!

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