ダブリン(KORG Gadget)
- パッチングで音作りを行うアナログシンセ。
- モノフォニック仕様ゆえ、音が1つしか同時に出ない。
- 野太いシンセベースや、存在感のあるリードサウンド向き。
🇮🇪 Monophonic Semi-Modular Synthesizer "Dublin"
ビジュアル | |
タイプ | アナログシンセ |
得意パート | ベース リード |
得意ジャンル | クラブ/ダンス ロック/ポップス |
プログラム数 | 48音色 |
リリース年 | 2014年(オリジナル15) |
Switch対応 | 対応 |
価格 | Free |
Dublin(ダブリン)は、モノフォニック・セミモジュラーシンセ。
iOS版では最初から搭載されており、Nintendo Switch版でも扱う事ができます。
無料体験版「Le」で体験できる3ガジェットの一つでもあり、コルガジェ・ユーザーにとってはお馴染みのガジェットではないでしょうか?
一番の特徴は「セミモジュラー仕様」ゆえ、自ら(ある程度)自由に、音の流れを定める事ができる点。
ドラッグ操作で、送信元モジュールのジャックにパッチケーブルを挿しこみ、それを送信先モジュールのジャックまで持っていくと、両者を接続することができます。
たとえば「EG→VCO」と繋げば、音程をEGのエンベロープ波形通りに操作することができますし(これができるガジェットは意外に少ない)、「LFO→VCF」とやれば、音色が震える「ワウワウ」効果を得られます。
なお、Dublinと同じパッチングシンセに、KORG MS-20をガジェット化したMemphisがあり、こちらは更に複雑で本格的な音作りが楽しめます。
パッチングという大変ユニークな操作体系を持ちながら、シンプル操作で音作りがしやすいのもポイント。
ウッドパネルをあしらったビンテージ感溢れるルックスも、なかなかイカしているのではないでしょうか?
このように自由な音作りができる反面、モノフォニック仕様ゆえ、同時に一つの音しか出すことができません。
また、シンセについての基本的な知識がないと、パッチングで音を作るのはなかなか難しいと思います。
プリセット音色数は48と少なめですが、どれも出音が太く、個性的なものもあるので、シンセ初心者はそのまま使わせてもらいましょう。
おすすめ利用シーン
モノフォニックという特性上、シンセベースや、和音を伴わないリードサウンドを得意とします。もっとも後者については、Dublinを複数台立ち上げてやればよいのですが…。
また、いかにもシンセサイザーらしい野太いサウンドは、やはりEDMやハウス、テクノといった楽曲に向くことでしょう。
コメント