ビルバオ(KORG Gadget)

・ドラムやFXなど、ワンショット系サンプルを豊富に収録したサンプリングマシン。
・サンプルはローファイな味付け。ピッチやレングス、スタートポイントなどもエディット可能。
・インポート機能搭載。外部から好きなサンプルを、自由に取り込むことができる。

Lightning Sample Player “Bilbao”
タイプワンショットサンプラー ドラムマシン
得意パートドラムス FX
得意ジャンルクラブ/ダンス
プログラム数33キット 500サンプル以上
リリース年2014年
Switch対応×
価格¥1,200

【筆者コメ】500に及ぶ膨大なサンプル数と、インポート機能のユニークさを特に評価し、それぞれ5点満点とした。

Bilbao(ビルバオ)は、ドラムスや効果音などのサンプルを大量に収録した、ワンショット・サンプラー。ドラムマシン。

KORG Gadget for iOSにおいては、アプリ内課金で入手することができます。

KORG Gadget for Mac および for Plugins には、最初から搭載されています。

Bilbaoのガジェットパネル。鍵盤ではなくパッドで演奏を行う。

キックやスネア、ハットといったドラムキットのサンプルが豊富に用意され、ボイスやSEなどの効果音も多数収録。その数は、実に500サンプル以上にも及びます。

サウンド的には、同じドラムモジュールであるLondonRecifeと比べてローファイな質感で、Bilbaoの持ち味だと言えましょう。

基本的な使い方としては、まずSOUND PROGRAMで好みのドラムキットを呼び出し、キックやスネアといったパートを個別に差し替えたり、サウンドをエディットしたりして、Bilbao1台につき16パートのオリジナルキットを作っていくというもの。

パネル下部に並ぶパッドをタップすると、割り当て済みのサンプルが呼び出されるので、パネル上部のノブを駆使してサンプルの音程や長さ、スタートポイントなどを調整します。

サンプルエディットの様子は、左手のディスプレイにリアルタイム表示される。

その模様はディスプレイで即座に視認でき、非常に分かりやすいです。

そんなサンプルタンクとしての機能もさることながら、Bilbaoのストロングポイントは外部のオーディオサンプルを、5秒間までインポートできる点。

外部からオーディオサンプルをインポート可能。iCloudも利用できる。

たとえば、足音や喋り声といった「環境音」をiPhoneで録音して取り込むもよし、市販の素材用CDからインポートするもよしです。

5秒までとはいえ、世の中のあまねく音をコルガジェで扱うことができる…これはBilbaoでしか為し得なません。

なお、外部から音声データを取り込むことのできるガジェットにZurichがありますが、あちらはオーディオトラックを扱うためのレコーダー。

ドラムやFXなどのワンショット系サンプルを扱うのなら、そのサンプルをMIDI演奏することもできるサンプラー・ガジェットBilbaoの方が、遥かに手軽で便利でしょう。

おすすめ利用シーン

KORG Gadget基本のドラムマシンであるLondonに飽きたらないなら、ぜひBilbaoで拡張しましょう。500あまりの膨大なサンプル群をゲットできます。

あらゆるクラブ/ダンス系のジャンルに向きますが、ローファイでザラついた質感が持ち味ゆえ、ヒップホップとは特に好相性。

また好きなサウンドを自由にインポートできるので、ドラムキットのバリエーションを無限に広げることができます。

しかも、取り込んだサンプルはMIDIで演奏できるので、このデモソングのように豊富にプリセットされているボイスサンプルを、コラージュのようにプレイしても面白いですね。

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