大阪(KORG Gadget)

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  • ひとつのキットにフォーカスした、スタジオ品質のアコースティック・ドラム。
  • iOSアプリ「KORG Module / Pro」をインストールすると使えるようになる。
  • 追加サウンドパックで、自分好みのドラムキットを増強できる。
目次

🇯🇵 Acoustic Drum Kit "Osaka"

タイプドラムマシン (アコースティック・ドラム)
プログラム24プログラム(拡張可)
リリース2025年
for iOS対応
for Mac対応
for Plugins対応
for Nintendo Switch非対応
for PlayStation 非対応
KORG Gadget VR 非対応
価格¥4,800(KORG Module Pro)
入手方法KORG Module / Proをインストールする
 追加アイテムWild Kits(価格調査中)

KORG Moduleの場合、1種類のプログラムしか使えません。アプリ内ストアで"Essential Drums"を購入すると24種類に増強されます。

KORG Module Proを購入すると、KORG Gadgetで7種類のガジェット(SalzburgMontrealGlasgowFirenzeAlexandriaFairbanksOsaka)が使えるようになります。

パッドを叩く位置でドラムサウンドが変化。特にリアルタイム入力で表情豊かな演奏が可能。
パッドを叩く位置でドラムサウンドが変化。特にリアルタイム入力で表情豊かな演奏が可能。

Osaka(大阪)は、KORG Moduleのアコースティック・ドラムをガジェット化したもの。

Osakaのガジェットパネル

KORG Gadgetには、Osakaの他にもアコースティック・ドラムモジュールGladstoneがあります。サウンドの傾向としては似通っていますが、幅広いドラムサウンドを取り揃え単体で完結するGladstoneに対し、Osakaは追加ライブラリーによるサウンドの増強を前提としている点で、コンセプトが異なります。

Osakaに標準搭載されたドラムキットは"Standard"だけで、基本的にはスネアの材質(Brass① / Maple② / Steel③)と、アンビエントのキャラクターでプリセットを選ぶことになります。

ガジェットパネルには12個のパッドがあり、それぞれ叩いた場所でベロシティーが変化します。

パッドの下エリアを叩くと小さく、上エリアに行くにつれベロシティーが大きくなります。これはリアルタイム・レコーディング時に役立つでしょう。

また、スネア・ハイハット・ライドシンバルなど一部のパッドは、左右エリアでドラムピース自体が切り替わります。

たとえばスネアのパッドだと、左エリアがスネアで右エリアがリムショット。ハイハットなら、左エリアがクローズで右エリアがオープン…といった具合です。
サウンドがベロシティーでレイヤーされたピースもあることから、シンプルなれど意外に奥深いドラムマシンといえるでしょう。

またOsakaは、ガジェットパネルのパッドの他、25鍵あるピアノロールすべてにドラムピースがアサインされています。

赤文字…パッドで鳴るピース 黄文字…パッドで鳴らないピース
赤文字…パッドで鳴るピース 黄文字…パッドで鳴らないピース

たとえば、パッドでD2に打ち込んだスネアをE2に変えることで、異なるスネアサウンドになる…そんなバリエーションも楽しめますね。

おすすめ利用シーン

Osakaは、KORG Module Proユーザーなら課金なしで誰でも使えます。これからはEDM系ドラムが欲しければLondonやRecife、バンドサウンドを狙うならOsakaやGladstone…といった使い分けができるでしょう。

そして、Osakaの最も大きな特徴は拡張性の高さです。元々はiOSアプリKORG Moduleのドラム音源であることから、早速ドラム専用の追加サウンドパック"Wild Kits"がリリースされています。

KORG Module ProのStoreにて

KORG ModuleアプリのStoreで購入すると、ヴィンテージで温もりのある"VOX Telstar 2020"と、モダンでパンチあふれる"Sakae Evolved Kit"の、計22プログラムが加わります。

これで、KORG Gadget Osakaで使えるプログラムが、24から46に増えます。
今後も新作パックのリリースで、さらに手持ちのドラムを強化できるようになるでしょう。

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