「KORG Gadget」とは?
KORG Gadgetは、iPhoneやiPad上で動作する音楽制作アプリケーション。
2014年にデビューし、その後MacOS版、そしてNintendo Switch版もリリースされています。
いつでもどこでも、極めて簡単に曲作りが楽しめるiOSアプリであるにも関わらず、PCのDAWに引けを取らない作曲環境を備え、昨今のEDM寄りな非常に「押しの強い」サウンド、そしてタッチパネルを生かした快適な操作性が持ち味。
何より最大の特徴は、「ガジェット」と呼ばれる、40種類以上(!)にも及ぶ多彩な音源群を駆使して曲を作れることでしょう。
例えば「シンセサイザー・ガジェット」は、KORG M1やMono/Poly、MS-20などの実機をガジェット化したものを含め、なんと20種類以上もあり…
「ドラム系ガジェット」だけとっても、ドラムマシンやワンショット・サンプラーなど、8種類も用意されています(2020年5月現在)。
さらにKORG Gadgetが凄いのは、マイクでボーカルや楽器演奏を録音できる専用ガジェットから、ギタリストやベーシストのためのアンプシミュレーターまで用意されている点。これらを用いてオーディオ・トラックを扱うこともできます。
またKORG Gadgetは、外部との様々な連携機能が用意されているので、PCによる音楽制作をメインとした「セカンドDAW」として機動的に使えるのも魅力。
もちろん、Gadget単体で作曲活動をしているユーザーもたくさんいます。
「逆引きガイド」第一回目は、KORG Gadgetで出来ることを早足で紹介しました。
これからこのガイドと一緒に、コルガジェの世界を旅していきましょう。
コメント