ここまでのチュートリアルで、新規プロジェクトを立ち上げ、ドラムマシンのトラックを作りました。今回はキックの打ち込みにチャレンジします。
エディット画面に移動しよう
メイン画面で、Track 1のクリップまたはガジェットアイコン①をタップすると、演奏データの入力をおこなうエディット画面に切り替わります。
エディット画面は、ピアノロール②とガジェットパネル③で構成されます。


もしピアノロールだけのときは、エディット画面右上にある↕️④をタップすると、ガジェットパネルを出し入れできます。
グリッドの単位をチェックする
ピアノロールを見ると、長方形のマス目が並んでいます。これをグリッド①といい、打ち込みを行う上での最小単位となります。

このピアノロールは、グリッドが1/16(16分音符)の細かさで並んでいます。これより広げることも細かくすることもできますが、このチュートリアルでは基本的に1/16で進めていきます。


もしグリッドが1/16以外であれば、エディット画面左下にあるFunction②をタップしてください。そして右上に現れるパネル③で、グリッドの単位を変えることができます。
キックをステップ入力で打ち込む
ピアノロールにて、一番下の行にある1マス目①をタップしてください。キック音が鳴るのと同時にノートが入力されました②。


もしタップしても入力できないときはDrawモードにします。
続いて、5マス目③、9マス目④、13マス目⑤にノートを入力していきます。そしてPLAYボタン⑥をタップすると、4つ打ちキックがループ再生されます。


入力する場所を間違えてしまったら、間違えたノートをタップすると削除できます。
ドラムキットを変更する
ドラムマシン・ガジェットLondonは、あらゆるドラムの音を同時に8つまで鳴らすことができます。キックのほか、スネア・クラップ・ハット・シンバル…といった感じですね。
これらはパートと呼ばれ、8つのパートがひとまとめになったものがドラムキットです。
ドラムキットを変更するには、Londonのガジェットパネル左上にあるDRUM KIT①をタップ。
ドラムキット名が並ぶ吹き出しが現れるので上下スクロール②させ、好きなドラムキットを探してみましょう。


このチュートリアルでは、ドラムキット022:TECHNO CIRCUS③を使って進めていきます。下にスクロールして選んでください。


キックのプログラム(音色)を変更する
ドラムキットに登録された8つのプログラム(ガジェットにプリセットされた音色のこと)は、自由に変えることができます。つまり、あなたオリジナルのドラムキットを作ることができます。
ガジェットパネル上で、変更したいパートのプログラム名①をタップ。吹き出しが現れるので、ここではBD Visual②をタップしましょう。パート01のプログラムだけが変更されました③。


これでキックの打ち込みは完了です。お疲れ様でした。
引き続き、スネアの入力に進んでください!

