【2020年版】たった1分でコード進行を作れるiOSアプリ「Chordbot」が超便利!

※ この記事は、KORG Gadgetのインポート機能強化に伴い、2018年2月12日掲載分を再編集したものです。

今回は、私たちKORG Gadgetユーザーにとっても大変便利なiOSアプリChordbotを紹介します。

このアプリを使うと、出先で考えたコード進行をMIDIデータのまま、コルガジェに取り込むことができます。

操作に慣れるとご覧の通り、1分もあれば完了しますよ。

Chordbotとは?

Chordbotは、極めて簡単にコード進行を作ることができるiOSアプリ。2020年1月現在、610円です。

機能制限付きのフリー版もありますので、試してみるのも良いでしょう。

とても直感的に操作でき、マニュアルを読まなくても、すぐに使うことができます。

そして何より素晴らしいのは、このアプリで作成したコード進行をKORG Gadgetにインポートし、MIDIデータとして引き継げる点

これから、そのやり方を解説していきます。

Chordbotの使い方

まずは、Chordbotの基本的な使い方について。

Chordbotアプリを起動すると、メイン画面が表示されます。

コードネームの記された枠が、4つ表示されていますね。ためしに左上の枠をタップしてみてください。

すると画面下より、コードを設定するためのパネルが表示されます。

まずは左カラムで、これから作るコードのルート音を決めます。

中央カラムで種類を選択。トライアドから豊潤な響きのコード、難解なテンションまで、実に幅広く取り揃えています。

最後に右カラムで、そのコードを鳴らす長さを定めてください。「4/4」だと1小節、「1/4」は4分音符分の長さです。

それでは、実際にコード進行を組んでみましょう。今回はビートルズ「テル・ミー・ホワイ」のエンディングのコード進行「Bm | B♭7 | A7 | D」に挑戦します。

出典:https://hitparade.ch/song/The-Beatles/Tell-Me-Why-61359

まずはBmから。1小節目にあたる左上の枠タップします。

左カラムのB、続けて中央カラムのMinとタップしてください。1小節目のコードネームがB Min(Bマイナー)に変わります。

そして、ピアノの音で「Bm」のアルペジオが鳴り始めましたね!画面上部の▶︎をタップすると、それまで組んだコード進行がループ再生されます。

このようにノンストップでコードをループさせ、試行錯誤しながら進行を考えることができるのが、Chordbotの素晴らしいところ。

お次は、2小節目のB♭7(Bフラット・セブンス)。右上の枠をタップしましょう。

ルート音がB♭なので左カラムのBをタップし、続けて♭をタップしてください。B♭が作れましたね。そして中央カラムの7をタップすると、コードB♭7の完成です。

こんな感じで、3小節目にA7、4小節目にD Majを打ち込んでいってください。

これで、コード進行 Bm | B♭7 | A7 | D の完成です!

作ったコード進行を KORG Gadgetへエクスポートする

さて、ここからが今回のメイン。

先ほど組んだコード進行を、そのままKORG Gadget上で再現してみましょう!

コード進行を「Dropbox」にアップロードする

まずはChordbotの画面右上にあるメニューアイコンをタップ。

画面下部に表示される項目のうち、Exportをタップ。

続いて、Export MIDI fileをタップ。

するとエクスポート先を聞いてきますので、Save to Dropboxを選択しましょう。

もしDropboxを使ったことがなければ、アプリをインストールしてくださいね。

「Dropboxに保存」画面にて保存をタップすると、先ほど作成したコード進行がMIDIファイルとしてアップロードされます。

コード進行を 「KORG Gadget」にインポートする

【重要】コード進行をインポートする前に、必ず現在開いてるソングデータを保存してください。インポートすると、開いているソングデータがクリアされます!

KORG Gadgetを起動し、ヘッダーのファイルメニューから「インポート」をタップ。

「Standard MIDI File」をタップ。

すると、以下のポップアップに移動します。

Divisionにて、これからインポートさせるMIDIファイルの小節数を定めます。

先ほど Bm | B♭7 | A7 | D という、4小節からなるコード進行を作りましたね? ここでは、それと同じにしましょう。

そしてDropboxをタップし、先ほどアップした.midファイルを選択すると・・・

Chordbotで組んだコード進行が、KORG Gadget上で完全再現されました!

これは完全無欠のMIDIデータゆえ、コードのボイシングや高低などを自由にエディットできます。

ちなみに、インポートしたMIDIファイルは音色情報を持たないため、コルガジェではMarseilleの「001 Marseille Piano」が自動的にセットされます。

これでChordbotで作ったコード進行を、KORG Gadgetへ流し込むことに成功しました!

「iPhoneでコード進行をスケッチ→KORG Gadgetに流す」というワークフロー

今回は、iOSアプリ「Chordbot」と「KORG Gadget」の連携テクニックを紹介しました。

極めて簡単にコード進行を作成でき、しかもそのままGadgetへ取り込めるという、夢のワークフローの完成です。

移動中でもコード進行を考えることができ非常に便利。iPhone片手に、電車内でも立ったまま楽曲スケッチを行えますよ。

「コード進行自動生成」など、今回取り上げなかった機能も色々あるので、ぜひダウンロードしてお試しくださいませ!

※この記事を執筆するにあたり、Twitterでこのテクニックを披露された  さんから掲載許可を頂きました。dadgeさん、ありがとうございました!

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  • コメント ( 4 )

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  1. アバターveni

    色々参考させていただいております
    今回Twitterでのツイートを見てわたしもchord botを購入したのですが、これって、1小節に一段しかできないのでしょうか?
    できたら一段に4〜8小節くらいはめ込めればなと思うのですが ……
    勉強が足りないのかも知れないですが、一段目と二段目をくっつけることってガジェットでできるのでしょうか?
    DAWのノリとかハサミ機能みたいな
    chord bot、機能は良いなと思うのですが、いかんせんガジェットにインポートした時縦に長くなり過ぎるかなと思うのですが
    皆さん1小節に一段とかで作曲なされてるのでしょうか?
    よろしければアドバイス頂けると嬉しいです

  2. くらんけくらんけ

    veniさん

    返信が遅くなり、失礼しました。
    ご質問の件、試しにAbletonからMIDIインポートしたところ、やはりKORG Gadget上では1小節単位でクリップが生成されました。
    「インポート時、1クリップあたりのBarの長さを決められる」ような設定項目も見当たらないので、どうも「コルガジェにおけるインポート仕様」のようですね。

    また、一つのクリップ内で8小説や16小節でコードを並べたい場合、Gadgetはクリップ感をまたいだノートのコピー・ペーストができないので、現状では手作業でコードを打ち込み直すしかないと思われます。

    コルガジェにおけるインポート周りは、現状ではまだまだ完成度が低いと言わざるを得ず、複数トラックの同時インポートなど、もっと使える機能になって欲しいものです。

    このテーマは実に興味深いので、続きはコルガジェ・フォーラムでやりたいですね!
    http://gadget-junkies.net/?post_type=forum

  3. アバターveni

    検証ありがとうございます
    やはりそうなんですね、これらが出来たらもっと
    便利になりそうなんですが……
    期待します(笑)
    わかりました、続きはフォーラムで!

  4. くらんけくらんけ

    最近のアップデートで、ご要望の機能が搭載されるようになりましたね。
    記事を加筆・修正しましたので、参考にしてくださいませ。