ハイハットには、「チッ・チッ・チッ・チッ…」とキレの良いクローズハイハットと、「チーーーッ」と音の余韻(よいん)を感じるオープンハイハットがあります。今回のチュートリアルでは、オープンとクローズを組み合わせたハットを打ち込んでみましょう。
はじめに、前回のチュートリアルでグリッドを3連符にした場合①は、Off②にして元に戻しましょう②。


オープンハイハットは、ドラムキットの6番目のパート"OH Cindy"に打ち込みます。

オープンハイハットをこのように、Bar 2③、Bar 4④、Bar 6⑤に打ち込みます。Bar 4だけ位置が異なりますのでご注意ください。



リバース機能を解除する
ところで、元のプラグラム”OH Cindy”はリバース機能がOnになっていますが、これをOffにしましょう。リバースとは「逆回転」のことで、しばしばトラックのアクセントとして用いられますが、ここでは使いません。
ガジェット・パネルのIFXボタン①をタップします。ReverseやLOW BOOSTといったFX系の機能を定める表示②に切り替わります。


"06 OH Cindy"のREV③をタップして、オフにすればOKです。

複数のパートでグループを組む
ドラムのハイハットを演奏するときは、オープンの後にクローズが来るとオープンの音が消えます。この演奏を再現するのがグループで、Londonのようなドラムガジェット特有の機能です。
このチュートリアルでは、オープンのパート6と、クローズのパート7を、グループにしたいと思います。
ガジェット・パネルでMIXERボタン①をタップし、パート6と7をグループA②にすればOKです。


このドラムキットは、あらかじめパート5がグループAにセットされていますが、これはOff③にしておきましょう。


Londonは、グループA・Bの、2つのグループを作ることができます。
今回のチュートリアルはここまで。オープンハイハットの打ち込みを通じ、2つ以上のパートを連動させるグループ機能を覚えました。
次回はクラッシュシンバルの打ち込み方について。ドラムトラック編ラストのチュートリアルです!

