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診断メーカーを用いた3ガジェット作曲コンペ「3 Gadgets challenge !!」。グランプリ3作品を発表します!!

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2019年1月31日まで開催された、KORG Gadget ユーザーコンペティション「3 Gadgets challenge !!」。

今回は、全エントリー74楽曲の中から選ばれた「グランプリ3作品」を発表します。

本コンペは、Twitterの「診断メーカー」で偶然引き当てた3つのガジェット音源のみを使い、作曲の腕前を競うというもの。

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中には「ドラム音源3つのみ」とか、「逆にシンセしか引けなかった…」なんてムチャな診断結果に対し、積極果敢にチャレンジするユーザーもいて、とても楽しくエキサイティングな企画となりました。

なお、このあと発表するグランプリに輝いた3名様へは、副賞として当Gadget-Junkies.netよりnanoSERIES2 限定カラー・モデル」のどれかを贈呈いたします

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お待たせしました。いよいよグランプリ3作品の発表です!

【重要】3 Gadgets challenge !!は、株式会社コルグ、株式会社ディチューン、およびすべての権利所有者とは全く無関係の、非公式・非営利なユーザー草の根イベントです。ご了承ください。

Congratulations!「3 Gadgets challenge !!」グランプリは、この3曲!!!

グランプリ最初の曲は、sean winter@seanwinter12さん「三種の神器〜Three sacred treasures」です!

底抜けに明るいポップなトラックですが、楽曲そのもののクオリティーが極めて高く、めくるめくカラフルな展開に心踊りっぱなしです。

筆者的には、大好きだったセガサターンの名作ゲームNightsの音楽から受けた「ワクワク感」を思い出させてくれましたね。

(C)SEGA

印象的でモーダルな旋律に、どこまでも転がって行くコードワーク…とにかく、リスナーをグイグイ引っ張る「推進力」が素晴らしい。

Milpitasをリズム隊やコード楽器として有効に使いつつ、その脇を固めるMiamiボトム。

そしてBerlinの切り札「オシレーター・シンク」をギンギンに効かせた、強烈なリードサウンド。

とてもとても、3ガジェットだけで制作された曲とは思えません。

このトラックは、sean winter@seanwinter12さんの作曲能力が、いかん無く発揮されている逸品だと思います。お見事!!

グランプリ2作品目は、オンザベースタナカシンヤ(OTBT)@obtanaka さんの作品「EOD」。

アシッドベース番長Chicagoをシンベで使いつつ、高音のフレーズパートに起用しているのが最高にクール!

Chicagoで、あんなにヒラヒラした音が出せるとは思いませんでした。。

もしかして「3ガジェット縛り」ゆえに生まれた、斬新なアイディアなのかもしれませんね。

アナログ・ドラムマシンTokyoによるエッジの効いたビートに乗せ、オーディオ・トラックにて「時報音」をリフレイン。これがまた退廃的でカッコいい!

用いているのがギターアンプ・ガジェットRosarioという事で、ディストーションを過激にかけられ、この曲をよりスチーム・パンクな雰囲気に仕上げています。

また、フィル直後のミュートがとても効果的で、これが楽曲に劇的な展開をもたらしていると感じます。

シンプルで音数は多くありませんが、オンザベースタナカシンヤ(OTBT)@obtanaka さんのセンスが光る、味わい深いトラックだと思います。

最後のグランプリ作品は、peko(๑₃๑) @HighCalorie998 さん作曲のテクノポップ「3gc 05 D#」。

まず、この作品には、音楽を形作る3要素の一つ「リズム」を刻むためのドラム音源が欠けています。

きまぐれ診断メーカーのせいで、シンセ音源しか引けなかったんですね…しかしだからこそこの曲は輝いている。

リズム成分を、本来シンセベースが得意なセミモジュラー・シンセDublinで補い、さらに味のある奇天烈?フレーズにも起用。

ピコピコ宇宙シンセLisbonも効果的に使われ、その強力な武器であるアルペジエーター主体でシーケンスされています。

1トラックだけ使用されているMiamiはウォブル・ベース作りに特化したガジェットですが、この曲では旋律の一部としてカジュアル、かつ大胆に活用。

peko(๑₃๑) @HighCalorie998さんの確かなソングライティング技術も相まって、この曲を聴けば、シンセサイザーという「キュートな電子音楽」の魅力を再発見できること請け合いです!

ほんのタッチの差…「準グランプリ」10作品はこちら!

以上、グランプリ3作品を紹介しました。

グランプリに輝いた3作品の作者には、この後ツイッターのDMより、どの副賞がご希望かをお尋ねします。しばしお待ちください。

さて、今回実施した3 Gadgets challenge !!も、去年共催したGadgetSonic2018(ガジェソニ)同様、極めてハイレベルな楽曲ばかりでした。

そこで「もう一息でグランプリ!」な楽曲10作品を、ここに掲載させていただきます。それではどうぞ!!

この10作品を選抜する作業も難航を極めました。それはコルガジェ・ユーザーの皆さんのレベルが高く、本当に素晴らしかったから。

Gadget-Junkies.netでは、これからも様々な趣向のコンペティションを、じゃんじゃん企画します!

今回は、3ガジェット限定コンペ「3 Gadgets challenge !!」のグランプリ3作品を発表しました。

エントリーいただいた皆さん、本当にありがとうございました!!

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この記事を書いた人

KORG Gadgetエヴァンジェリスト。 http://www.Gadget-Junkies.net 運営。ロックなダンスビートにピコピコサウンドを乗せ、昔のビデオゲームっぽい音楽も作ってます!

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