プロジェクトを管理したい(新規作成/開く/保存/インポート/エクスポート/削除)

KORG Gadgetには、PCのDAWにも引けを取らない「強力なファイル管理機能」が用意されています。

単にプロジェクト(ソング)を開いたり保存するだけでなく、iCloudを活用したプロジェクトの共有や、他のDAWからデータを取り込んだり、逆にコルガジェで作ったプロジェクトをDAWに転送するなど、様々な連携機能も有しています。

ファイルメニューの解説

メイン画面のヘッダー左端に、ファイルボタンがあります。

ファイルボタンをタップすると、6項目からなる「ファイルメニュー」が表示されます。

これらを、個別に解説しましょう。

プロジェクトを新規作成する

ファイルメニューの「新規」をタップすると、これから制作するプロジェクトの「ソング名」を入力するボックスが現れます。

まだタイトルが浮かばない時は、ボックスの右にある「更新」ボタンをタップしてみましょう。コルガジェが適当なタイトルを次々提案してくれます。もちろん後からでも変更可能。

タイトルが決まったらOKをタップ。続いてガジェット・セレクターが起動するので、使いたいガジェットをタップしてください。

Track 1が生成され、先ほど選んだガジェットが自動的に割り当てられます。クリップをタップして曲作り開始!

プロジェクトを開く

ファイルメニューの「開く」をタップすると、お使いのデバイスや、iCloud上に保存されているプロジェクトをロードすることができます。ここからKORG Gadgetのデモソングを呼び出すことも可能。

プロジェクトは上から新しい順に並びますので、数が多くなってきたら検索機能を使うと良いでしょう。

なお、ソング名の右にあるクラウドマークは、iCloudとの同期状態を示しています。このマークをタップすることで、iCloud Driveとの同期をオン(ブルー)・オフ(グレー)できます。

iCloud同期は、プロジェクトを他のデバイス間でも共有したい場合に役立ちます。例えばiPadで制作中のプロジェクトを、同じAppleIDで紐づいているiPhoneやMacでも作りたい…そんなシーンで威力を発揮します。

万一のためのバックアップとしても使えますね。

プロジェクトを外部からインポートする

「インポート」メニューでは、他のDAWで生成された「.mid」(スタンダードMIDIファイル)や、KORG Gadget for Nintendo Switchで作られたプロジェクトを取り込むことができます。

ファイルメニューの「インポート」をタップすると、「Standard MIDI File」と「KORG Gadget for Nintendo Switch」という項目が現れます。

Standard MIDI File

Standard MIDI Fileをタップすると、さらに以下のポップアップが出現。

KORG Gadgetに取り込みたい「スタンダードMIDIファイル」の保存先を、iTunes、またはDropboxから指定できます。

スタンダードMIDIファイルのインポートについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。

KORG Gadget for Nintendo Switch

また、ファイルメニュー > インポート > KORG Gadget for Nintendo Switchをタップすると、iOSデバイスの内蔵カメラが起動。

このカメラを使い、Switch版で表示させた曲の「QRコード」を読み込ませることで、iOS版コルガジェに転送できます。

詳しくは、こちらの記事や動画をご覧ください。

プロジェクトを保存する

ファイルメニューの「保存」をタップすると、現在開いているプロジェクトが同じソング名で上書き保存されます。

気に入ったフレーズができたときは、万一のアプリクラッシュに備え、こまめな保存をおすすめします。

プロジェクトを別名で保存する

現在開いているプロジェクトを残したまま、別のソング名で保存されます。ソング名を変更したい場合にも使います。

ファイルメニューの「別名で保存」をタップすると、ソング名を入力するボックスが表示されるので任意の名前をつけてOKをタップしてください。

なお元のソング名のままOKすると「〇〇〇 – 1」というタイトルのプロジェクトが生成され、さらに「別名で保存」すると「〇〇〇 – 2」が作られます。

制作中の別バージョンを試したいときなど、効果的に使いましょう。

プロジェクトを外部へエクスポートする

「エクスポート」メニューでは、現在開いているプロジェクトを、様々な外部サービスに書き出すことができます。

ファイルメニューの「エクスポート」をタップすると、以下のエクスポートメニューが表示されます。

GadgetCloud

現在開いているプロジェクトをオーディオファイルに変換した上で、楽曲共有サービス「SoundCloud」へアップすることができます。

SoundCloudとKORG Gadgetの連携方法など詳しい手順については、この記事をご参照ください。

iTunes

現在開いているプロジェクトをオーディオファイルに変換した上で「iTunes」の仕組みを利用し、PCに書き出すことができます。

iTunesをタップすると、以下のメニューが表示されます。

プロジェクト全体をオーディオ化したい場合はMasterをタップしてください。現在開いているソングが、ステレオ2MIXのオーディオファイルに変換されます。

個別のトラックを指定して書き出すことも可能で、KORG Gadgetで作成したトラックをDAWで扱いたいときに役立つでしょう。

詳しくはこちらでご確認を。

Dropbox

現在開いているプロジェクトをオーディオファイルに変換した上で、ファイル共有サービス「Dropbox」にアップロードすることができます。

保存先がクラウドになるだけで、できることは先ほど紹介した「iTunes」と同様です。

AudioCopy

現在開いているプロジェクトをオーディオファイルに変換した上で、アプリ「AudioCopy」で扱うことができます。

AudioCopyを使えば、KORG Gadgetで作ったソングやトラックを、他の音楽制作アプリに貼り付けて扱うことが可能となります。

AudioCopyについては、こちらの記事をご覧ください。

AudioShare

現在開いているプロジェクトをオーディオファイルに変換した上で、アプリ「AudioShare」に登録します。

「AudioShare」は、iOS上においてオーディオファイルやMIDIデータを一元的に管理する仕組み。

AudioShare

「あらゆるサウンド素材を格納するフォルダ」と考えればわかりやすく、これによって音楽アプリ間の連携を、様々な手段(AudioCopy・Dropbox・AudioBus・メール添付など)で行うことができます。

Ableton Live Project

現在開いているプロジェクトを、DAW「Ableton Live」で扱うための項目です。

これは極めて緊密な連携機能で、KORG Gadgetで制作されたプロジェクトを、Live上で「完全に再現」することができます。

詳しくは、ぜひこの記事でご確認ください。

Standard MIDI File

現在開いているプロジェクトを「スタンダードMIDIファイル」(.mid)に変換した上で、iTunes、またはDropboxに書き出すことができます。

.midファイルはすべてのDAWで読み込むことができるため、KORG Gadgetで打ち込んだMIDIデータを、あらゆるDAW上でエディットすることが可能になります。

Gadget V1 Project

現在開いているKORG Gadget 2で作成されたプロジェクトを、前バージョンの「1」でも取り扱えるようにします。

例えばお使いのKORG Gadgetが、iOS版は「2」でMac版が「1」の場合、このエクスポートを行う必要があります。

不要なプロジェクトファイルを削除する

最後に、不要なプロジェクトファイルを削除する方法をお伝えします。

ファイルメニューの「開く」をタップし、削除したいプロジェクト上で左へフリックすると、削除ボタンが出現。

削除ボタンをタップすると完了です。

この削除は、お使いのiOSデバイスだけでなく、iCloud Driveにアップされたプロジェクトにも行われるのでご注意ください。

以上、KORG Gadgetのファイル管理機能について解説しました。

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