【2018年改訂版】iPhoneやiPadの皮脂よごれに悩むあなたへ…「実力派パネルクリーナー」6製品レビュー。

日々iPadやiPhoneでトラックメイキングに勤しむ私たちにとって、タッチパネルに付着する皮脂よごれは永遠に悩まされるテーマ。
アブラっぽい画面はそれだけで不快なのはもちろん、その状態を放置するとパネルの操作感に悪影響を及ぼします。
そこで今回は、2018年現在販売されている各種クリーナー6商品を取り寄せ、実際に試した結果をレポートしたいと思います。
ELECOM 超強力クリーニングクロス
- 性能:☆☆☆☆☆
- 見た目:☆☆
- 使い勝手:☆☆☆☆
- 経済性:☆☆☆☆☆
一番手はAmazonでベストセラー1位のクリーニングクロス。
KBセーレン社が開発した超極細分割繊維「ベリーマX」を用いたクロスで、指紋汚れや油脂などを一気に拭き取ることができます。
さすがはベストセラー1位の実力というか、パネルにべったり付着した油脂も4〜5回繰り返し拭けば、根こそぎ取れますね。
起毛感のある材質で厚みもあり、モフモフとした柔らかな肌触りでした。
ただし出先で使うには少々かさばるので、適切な大きさにカットするのが良いでしょう。
東レ Tabletトレシー
- 性能:☆☆☆☆
- 見た目:☆☆☆
- 使い勝手:☆☆☆
- 経済性:☆☆☆☆
こちらは東レが開発した「トレシー」で出来たクリーニングクロス。
直径約2ミクロンの超極細繊維が、普通の繊維ではなかなか取れない汚れもキレイに拭き取ります。
エレコムのクロスとの違いは、薄手でサラサラとした素材感。
数回の拭き取りでパネルの油脂が完璧に取れますが、エレコムと比べ拭き取りに力が必要で、油脂除去力では一歩譲る印象でした。
SOFT99 FIBAXクリーニングパッド
- 性能:☆☆☆☆
- 見た目:☆☆
- 使い勝手:☆☆☆☆☆
- 経済性:☆☆☆☆☆
本来はカーナビの画面を拭くために開発されたクリーニングパッド。
素材はマイクロファイバーなので、油脂除去力にまったく問題ありません。
写真でもわかる通りコンパクトで、指を入れて画面をゴシゴシでき使い勝手は良好。
サッと取り出し、スマートにパネルをクリーニングできるので、外出時に大活躍します。
KING JIM タッチパネルクリーナーicolocolo
- 性能:☆☆
- 見た目:☆☆
- 使い勝手:☆☆
- 経済性:☆
ここからは、ローラー式クリーナーをご紹介。
パネル上でコロコロ転がしてヨゴレを取るのが面白いですね。
こちらは、日東電工が開発した「触ると粘り気のあるテープ状素材」で、カーペットのホコリを除去するローラーと同じように、ヨゴレが取れなくなったらテープを切り離して使うというもの。
したがって、使い切ったらスペアテープに交換する必要があります。
これまで紹介したクロス系のクリーナーは水洗いができて繰り返し使えるので、これは大きな欠点と言わざるを得ません。
パッケージには「時間経過で粘着力が回復」と謳われていますが、一方ローラー1周分で約40回使用可能らしく、10回以上コロコロしないとクロス並みにキレイにならないことから、経済性で劣るように思います。
またこの形状は、ハッキリ言って携帯するのに向いていません。
直接ゴシゴシしなくて済むのでパネルに優しいのと、コロコロするのが楽しい気もするのが、この製品のメリットでしょうか…。
スペックコンピュータ イージークリーニングローラー
- 性能:☆☆
- 見た目:☆
- 使い勝手:☆☆
- 経済性:☆☆
こちらもローラー式クリーナー。
ただしKING GIMのコロコロとは違い、水洗い可能で約10,000回繰り返し使えるという触れ込みです。
シリコンラバー製で、触るとしっとりしてますね。
ただ水洗いできるとはいえ、それ自体がメンドーな気がしますし、油脂除去力も特段優れているように感じません。
ヒゲ剃りみたいな無骨な見た目も、特に女子にとってはソソられないかも。
まあ、クリーナーにビジュアルを求める方がオカシイのでしょうけども…。
ニトムズ Shimoncolocolo タッチパネルクリーナー
- 性能:☆☆
- 見た目:☆☆
- 使い勝手:☆☆
- 経済性:☆☆☆
最後は、コンパクトなローラー式クリーナーをご紹介。
本体をつまんでコロコロさせ、ヨゴレを除去します。
「約2,000回繰り返し使える」とのことですが、水洗いが可能かどうかは特に記載がなく不明。
先にあげたローラーに比べれば幾分スマートな印象ですが、iPadなど9~10インチクラスのタブレットで使うには小さすぎます。
皮脂除去能力も特に優秀とは思えませんが、価格が比較的安く、出先でスマートフォンに使うには良いでしょう。
それは、普段使いにマッチするか?
スマートフォンやタブレットの画面を拭くための「タッチパネルクリーナー」6商品をレビューしました。
今のところ性能・価格面ともクリーニングクロスが圧倒的に勝り、今回取り上げた中ではエレコムのクロスが優秀という結論です。
これと、SOFT99のコンパクトなマイクロファイバークリーニングパッドを、おうちと出先で使い分けるのが良いですね。
とはいえ使い方は人それぞれ。この記事を参考に、あなたにとってベストなクリーナーを探してみてはいかがでしょうか。
それではまた。Have a nice trip!