2.3 演奏するスケール(音階)を設定する。
グローバル・コード機能をONにして「和音」で演奏する
前回の演奏動画をご覧になった方はお気付きだと思いますが…
なぜか人差し指だけで弾いているのに、和音が鳴りましたよね。
これは、Marseilleなどのガジェットに搭載されたグローバル・コード機能という「選択されたスケールに合うコードで演奏される機能」が、デフォルトでONになっていたためです。
そして、上の動画では「Cドリアン・スケール」が選択されています。
難しい話になりましたが、今は「よく分からないけど、CHORDボタンをONにすると、一本指でイイ感じのコードを鳴らせるんだな…」とだけ憶えておきましょう。
スケールの設定方法は、このあと説明します!
グローバル・コード機能をOFFにして「単音」で演奏する
CHORDボタンをOFFにするとグローバル・コード機能が解除され、(指先ひとつでは)単音のみ鳴るようになります。
しかし、まだCドリアン・スケールの音階をキープして鍵盤が並んでいますね。
音符で表すと、このようになっています。
様々なスケールを選択する
別のスケールを選択するには、鍵盤の左にあるSCALEボタンをタップ。このSCALEボタンは、たいていのシンセ系ガジェットに搭載されています。
選択できるスケールは、一般的に多用される「マイナー・ペンタトニック」から、「ジプシー」「琉球音階」などとても多彩で、数えてみると35パターンもありました。
たとえば上の動画では、"C minor Blies"のスケールを指定して弾いています。たしかにブルージーな雰囲気ですね。
鍵盤の並びを、普通の「ドレミファ」にする
普通の「ドレミファ…」を弾きたければ、このように"C Chromatic Scale"を選択しましょう。
スケール機能は、初心者の方に超便利!
今回は、ガジェットに搭載されている「スケール機能」について解説しました。
スケール機能は「アドリブ演奏」時にとても便利ですよね。なんせ絶対にスケールを外さないのですから。
演奏時だけでなく、打ち込みの際にも威力を発揮。グローバル・コード機能と一緒に活用すれば、たとえ音楽理論が皆無であっても、一曲作ることができる・・・かも?
次回は、ガジェット楽器の「プリセット音色」を変更する方法を覚えていきます。
コメント
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