「KORG Gadget 総選挙 2019」結果発表!
Gadget-Junkies.net は、このほど「最高のモバイル音楽制作アプリ」KORG Gadgetの全ガジェット音源を対象とする人気投票企画 KORG Gadget 総選挙 2019 を実施しました。
【拡散希望】「第1回 KORG Gadget 総選挙」を開催します!iOS音楽制作アプリ"KORG Gadget"のガジェット楽器全39個の中から、お気に入りのガジェット3つを選び、スコアリングして順位を決める…というお楽しみ企画です。是非あなたの「推しガジェット」を投票してください!!
https://t.co/oJaybfV40o— くらんけ@Gadget-Junkies.net (@Gadget_Junkies) 2019年6月1日
Twitter上で投票を呼びかけたところ、コルガジェユーザー50名が投票してくれました。
これは無記名投票ツール「TAGVOTE」を利用したもので、1ユーザーにつき好きなガジェット3つを順位づけして投票すると、それぞれのガジェットにポイントが加算される仕組み。
1位にすると3ポイント、2位だと2ポイント、そして3位には1ポイントが与えられます。
さあ、KORG Gadgetが誇るキラ星ガジェット39音源の中から、人気ナンバーワンに輝いたのは一体どれでしょうか…早速発表します!
第1位 Lisbon(リスボン)
映えある人気No.1ガジェットは、26ポイントを獲得した「宇宙シンセ」Lisbonです。
Lisbonは、2017年11月にデビュー。シンセサイザー・ガジェットでありながらグラス型という、斬新なルックスが話題になりました。
なんといっても強力なシンセシス・エンジンによるド派手で図太い、華やかな出音が魅力です。それでいて非常にシンプルな操作感。
さらに、シーケンスに妙味をもたらす「アルペジエーター」や、極めて強力な「独立5系統FX」など、多彩なサウンドメイクを行える仕掛けが満載です。
そんなゴージャス仕様ゆえ、ガジェットとしては重いのが難点ですが、EDM作りにマッチした「使える」音源として人気があるのは頷けるところ。ある意味、KORG Gadgetの象徴とも言えるガジェットかもしれませんね。
なおLisbonについては、以下の記事で詳しく取り上げています。
[clink url="https://gadget-junkies.net/?p=5244"]
第2位 Montpellier(モンペリエ)
2位に選ばれたのは、あの名機KORG Mono/Polyをガジェット化したアナログシンセ Montpellier です。
Montpellierは、2017年8月にリリースされたスタンドアロン・アプリiMono/Polyのガジェット版。
持ち味は、オシレーターを4基も搭載した分厚い4VCOサウンドと、空間を切り裂くような強烈なオシレーター・シンク、そして過変調により、あらゆる奇音?を作ることができるクロス・モジュレーションです。
これらの極めてユニークな仕様により、Montpellierでしか得ることのできない唯一無二のサウンドが最大の魅力。
Montpellierは筆者も大好きなガジェットで、当ブログでも大きく取り上げています。
[clink url="https://gadget-junkies.net/?p=7672"]
アナログシンセならではの「音色作り」の魅力を味わい尽くすことのできるMontpellier。このガジェットが2位に選ばれるとは、さすがコルガジェユーザー。実にお目が高い!
第3位 Dublin(ダブリン)
第3位は、KORG Gadgetユーザーにはお馴染みのセミモジュラー・シンセDublinが選ばれました。
Dublinは、モノフォニック…つまり1ボイスのアナログシンセ。分厚いベースや、存在感のあるリードサウンドに向きます。
最大の特徴は、パッチングによって音の流れをユーザー自ら定めることができ、自由なサウンドメイクを行えること。VCOにEGをかけて得られる「ライザー・サウンド」は、その象徴です。
[clink url="https://gadget-junkies.net/?p=7518"]
後発ガジェットであるLisbonやMontpellierとは異なり、KORG Gadgetの「オリジナル15」であり、無料体験版「Le」でも使うことのできるDublin。
アナログシンセの基本をしっかりと押さえた、KORG Gadgetの「良心的存在」だと筆者は思います。
4位以降のガジェットは…?
4位以降に選ばれたガジェット音源は、以下の通りです。
4位には、KORG M1をガジェット化したデジタル・シンセDarwinが選ばれ、同率のRecifeは、ドラム系ガジェットで人気No.1となりました。
「オリジナル15」のWolfsburgは、KORG Gadget屈指のハイエンド仕様。一番人気のLisbonに近い素性を持ちます。
それに続くのは、あのARP ODYSSEYをガジェット化したLexington。やはり「実機シンセサイザー」をガジェット化したものが人気ですね。
コルガジェには絶対欠かせないドラムマシンLondonと、マニアックなナムコ音源Kamata、そしてユニークなメロディーサンプラーVancouverが同率で並び、ここまでがトップ10入りとなりました。
10位以降に選ばれたガジェットは、こちらでご確認ください!
ギターアンプのRosario、「オリジナル15」で唯一票を得られなかったMiami、ガジェット音源としてはデビュー間もないMemphis、そしてKORG Moduleのオルガン音源Alexandriaは、残念な結果になりましたね…。
当企画は、今後も毎年やっていきたいと思いますので、コルガジェ・ユーザーの拡大とともに支持が得られることを期待しましょう!
人気ガジェットをユーザー投票で決める初の試みKORG Gadget 総選挙 2019。実に興味深い結果となりました。
投票してくださった皆様、ありがとうございました!
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