Loopボタンは、同じシーンを繰り返し再生する時に用います。
シーン(Scene)とは?
冒頭で「シーン」という言葉を使いましたが、これはメイン画面において、横に並ぶトラック(Track)がまとまったものを、そう呼びます。
KORG Gadgetは時間軸が縦方向に伸びているので、あるシーンの演奏が終わると、次(下)のシーンに移っていきます。
その際、下のシーンに移らず、同じシーンの再生を繰り返したい時に Loop ON します。
Loop再生をオン/オフする
まず、メイン画面に並ぶクリップ(Clip:トラックの演奏データ)をタップしてください。
とりあえず、一番左上にあるクリップをタップしましょう。
すると、そのクリップが拡大表示されます。これは、演奏データの入力(打ち込み)を行う「エディット画面」。
フッターを見ると、丸っこい矢印ボタンが点灯しています。これがLoopボタンで、エディット画面に入ると自動的にOnになります。
この状態でPLAYボタン(▷)をタップすると、そのトラックを含むシーン全体が、繰り返し再生されます。
LoopボタンをOFFにすると、そのシーンの再生が終わると、次のシーンが再生されます。
Loopの活用は、打ち込み上達のキモ!
Loop機能は、メイン画面でも適用できます。各トラックのレベル調整やパンニングといった、ミキサー操作で使うのが良いでしょう。
調整したい所を通り過ぎるたびに戻したり、PLAYボタンを押し直すのではなく、Loop機能を便利に活用してください。
次回は、トラックごとに音の抜き差しを行うための「Solo」と「Mute」機能について解説します。
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