2-4 「Loop」ボタンで「繰り返し再生」しよう

Loopボタンは、同じシーンを繰り返しプレイする時に使います。

シーン(Scene)とは?
メイン画面において、トラック(Track)を「ひとまとめ」にしたものがシーンです。
いまひとつピンとこない方は、シーンを「イントロ」「Aメロ」「サビ」のことだと考えましょう。

KORG Gadgetは、時間がタテに進んでいきます。つまり「シーン1」のプレイが終わると、その下にある「シーン2」へと移っていきます。この時、下のシーンに移らず、同じシーンの再生を繰り返したい時に「Loop」をオンにします。
Loop再生をオン/オフする
まず、メイン画面にたくさん並ぶクリップに目をやりましょう。クリップとは、そのトラックの演奏データが詰まった「箱」のようなものです。
たくさん並ぶクリップのうち、一番左上にあるクリップ(シーン1/トラック1)をタップしてください。

すると、そのクリップが拡大されたエディット画面が現れます。ここで演奏データの入力(打ち込み)を行います。

画面の一番下を見ると、丸い矢印ボタンが光っています。これがLoopボタンで、エディット画面に入ると自動的に点灯します。

ここでPLAYボタンをタップすると、そのシーンが繰り返し再生されます。
LoopボタンをOFFにすると、ループ再生が解除されます。つまり、今いるシーンのプレイが終わると、次のシーンの再生が始まります。
KORG Gadgetにおける演奏データの打ち込みは、エディット画面にてループ再生させながら作り込むことが基本となります。
Loopの活用は、打ち込み上達のキモ!
Loop再生は、メイン画面でも行えます。各トラックのレベル調整や、パンニングなどを行うミキサーを操作するときに使いましょう。
ちなみに、メイン画面でミキサーを表示したい時は、画面右上にある↕️ボタンをタップしましょう。もう一度タップすると隠れます。

調整したい所を通り過ぎるたびに戻したり、PLAYボタンを押し直すのではなく、Loop再生機能をうまく使ってくださいね。
次回は、トラックごとに「音の抜き差し」を行うための、SoloとMute機能を解説します!
