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無料体験版 KORG Gadget Le との違いとは

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KORG Gadget 3 for iOSには「お試し版」としてKORG Gadget Leが用意されています。
iOS屈指の高性能な音楽制作アプリゆえ、App Storeで取り扱われるアプリとしては比較的高価格帯。購入前に、実際の使い勝手を体験するのが良いでしょう。

このページでは、KORG Gadget 3 for iOS(以下「正規版」)との違いについて見ていきます。

目次

価格について

Leはデモバージョンなので無料で試すことができます。
いきなり未知のiOSアプリに4,800円を投入するのは勇気がいるでしょうから、筆者としてもまずLeを試してから、気に入ったら正規版を購入することをお薦めします。

KORG Gadget 3 for iOSKORG Gadget Le
価格4,800円無料
価格は2024年7月現在のものです。

作成できるソング数は?

ソングとは文字通り曲のこと。正規版もLeも作ることのできる曲数に制限はありません。
ここまでは、なかなか太っ腹な感じですね。

KORG Gadget 3 for iOSKORG Gadget Le
ソング数無制限無制限

使えるガジェット数は?

ここからは、無料試用版ならではの厳しい制約が出てきます。
Leで使えるガジェット音源はみっつ。ドラムガジェットLondon、アナログシンセDublin、そしてマルチPCM音源のMarseilleのみです。

KORG Gadget 3for iOSKORG Gadget Le
ガジェット数標準20(MAX46)3(条件により5)

しかし、3ガジェットしか使えないおかげでドラム・ベース・上モノにフォーカスして曲作りができ、かえってわかりやすいと思います。
とりあえず、KORG Gadgetに搭載されたシーケンサーやミキサーの使い勝手を試すには十分でしょう。

コルグ社製フィジカル・コントローラーや一部シンセを接続することで、5ガジェットのアンロックが可能となります。

使えるトラック数は?

Leで使えるトラック数に関しても、ガジェット数と同じく。実質ドラム・ベース・上モノが1つだけ使えるという、最低限の制作環境といえます。

KORG Gadget 3 for iOSKORG Gadget Le
トラック数無制限3(条件により5)

その代わり時間数の制約はなし。3トラックをどこまでもつなげることができるので、コルガジェを存分に試すことができます。

コルグ社製フィジカル・コントローラーや一部シンセを接続することで、5トラックまで拡張できます。

エフェクトは使える?

Leでは、リバーブやEQといった各種エフェクトを試すことができません。この辺りは仕方がないところ。

KORG Gadget 3 for iOSKORG Gadget Le
エフェクトマスターエフェクト3(リバーブ、リミッター、別売ラウドネスマキシマイザー)
インサーションエフェクト14(コンプレッサー、サイドチェイン、EQ、フィルター、オート・ワウ、フェイザー、フランジャー、デシメーター、ディレイ、リバーブ、フィードバック・リバーブ、エンハンサー、エキサイター、サーチュレーター)
-

他の制約事項も教えて

ここからは、その他の違いを一気にお伝えします。

KORG Gadget 3 for iOSKORG Gadget Le
GadgetCloud対応oo
MIDIファイルへの書き出しo-
Abletonプロジェクト・エクスポートo-
iCloudへのアップロードo-
Dropboxへのアップロードo-
iTunesへのエクスポートo-
Ableton Live Liteバンドルo-
AudioCopy対応o-
Inter-App Audioo-
Audiobuso-
Ableton Linko-
AudioShare対応o-

Leでは、ほぼ正規版の付加機能を使うことができません。しかし、唯一GadgetCloudだけは対応します。

くらんけ

GadgetCloudは、メジャーな音楽共有サービスSoundCloudの仕組みを利用することで、KORG Gadgetから自作曲をダイレクトアップできたり、ユーザー同士のウィークリーランキングにも参加できるコミュニティーサービス。
たとえ無料試用版といえど、未体験ユーザーにKORG GadgetというオープンワールドDAWの可能性を提示してくれます!

結論:Leを入れる意味って?

KORG Gadget Leのまま使い続けるのは厳しいけど、使い勝手を試す意味で十分入れる価値あり。

これからトラックメイキングをやろうとする初心者ユーザーにとって、いきなり正規版に4,800円を支払うのは抵抗があると思います。
そこで用意されたのが無料体験版Leであり、ユーザーはじっくり試してみて気に入り、納得してから正規版を購入することができます。

そんなLeで、ぜひKORG Gadgetの世界を体感してみましょう!

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この記事を書いた人

KORG Gadgetエヴァンジェリスト。 http://www.Gadget-Junkies.net 運営。ロックなダンスビートにピコピコサウンドを乗せ、昔のビデオゲームっぽい音楽も作ってます!

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