ボーカルやギター演奏をオーディオ・レコーディングしたい(準備編)

  • URLをコピーしました!

KORG Gadgetでオーディオ・トラックを扱う方法は、次の2通りがあります。

① ボーカルやギター演奏をオーディオ録音する

② 外部からオーディオ・ファイルをインポートする

ここでは、① ボーカルやギター演奏をオーディオ録音する方法を解説します。
KORG Gadgetで本格的なレコーディングを行うには、iPhoneやiPadに接続可能なオーディオ・インターフェースが必要です。これはPCのDAWと同様ですね。

iOSデバイスに接続可能なオーディオ・インターフェースのひとつZOOM AMS-22
2入力/2出力でマイクやギター、ヘッドホン、外部スピーカーを接続でき、USB Type-C端子搭載。コルガジェにふさわしいシンプルな構成ですが、+48Vのファンタム電源内蔵でコンデンサー・マイクも使える本格仕様です。

オーディオ・レコーディングの準備

この項目では、オーディオ・インターフェースZOOM AMS-22を例に解説します。セッティングは以下の流れで行います。

スピーカーやヘッドホンを接続している場合は、これらを保護するため、セッティング作業前に音量を最小にしてください。

STEP
外部電源に接続する

PC接続時はバスパワーに対応するZOOM AMS-22ですが、iOSデバイスで使用する場合は外部電源が必要です。
2つあるUSB Type-C端子のうち、左側のDC 5V端子ACアダプタ(別売)やモバイルバッテリー接続します。

STEP
iOSデバイスに接続する

右側のUSB端子(Type-C)にiPhoneやiPadを繋ぎます。接続する時は、iOSデバイスのコネクタ形状に合わせたUSBケーブルや、変換アダプタ(iOSデバイスのコネクタがLightningの場合、USB Type A to Cケーブルや Lightning - USB 3カメラアダプタ)を使ってください。

STEP
楽器やマイクを接続する

ファンタム電源供給用の48VスイッチをOFFにしてから①、マイクケーブルやギターシールドなどをMIC / GUITAR端子に接続します②。
コンデンサー・マイクを使用する場合のみ、①の48VスイッチをONにしてください。

実際にセッティングした全体像はこんな感じ。オーディオ・インターフェースのモニターはヘッドホンで行っています。本体背面にあるメインアウトから、外部スピーカーへ出力することも可能です。

上で、ボーカルや楽器演奏を録音するための基本的なセッティングは完了。KORG Gadget上でのレコーディング方法は、次の項目で解説します。

📖 KORG Gadget 逆引きマニュアル

1.はじめに(イントロダクション)
3.トラック操作/ミキシング
5.ガジェット楽器の演奏/操作
7.MIDIレコーディング&編集
9.Tips & テクニック
2.プロジェクト操作
4.楽曲展開に関わる操作
6.エフェクト操作(内蔵FXとiFX)
8.Audioレコーディング& 編集

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

KORG Gadgetエヴァンジェリスト。 http://www.Gadget-Junkies.net 運営。ロックなダンスビートにピコピコサウンドを乗せ、昔のビデオゲームっぽい音楽も作ってます!

目次