2.3 ソングをデバイスやクラウド上に保存したい(Save / Save as)
KORG Gadget 3 for iOSは、ソングを保存するやり方として、次の2パターンがあります。
- 保存…今開いているソングを「上書き保存」する
- 別名で保存…今開いているソングを残して、別のソングとして保存する
保存は、今あるソングデータに変更を加えたときや、曲作りを終えるときなどに行います。気に入ったフレーズやリズムができたら、こまめに保存するようにしましょう。
別名で保存は、今あるソングデータを残しつつ、別バージョンを試したいときなどに行います。新しいソングファイルが作られるので、別の名前をつけることになります。
また、ソングファイルの保存先として、次の2か所を選べます。
- On My iPhone(iPad)…今使っているiOSデバイス内に保存する
- iCloud Drive…ネット上のクラウドスペースに保存する
On My iPhone(iPad)は、今お使いのデバイス内にデータが保存されます。ネット接続の必要がなく、そのデバイスだけで使う方に適しています。
iCloud Driveに保存すると、同じApple IDに紐づいたデバイス間で作業を引き継ぐことができます。たとえば、自宅のiPadで作ったソングデータをiCloud Driveにアップし、そのデータを外出先にてiPhoneにダウンロードして、作業の続きを行うことができます。
ソングを「上書き保存」する
メイン画面左上にあるファイルボタン①をタップして、メニューから保存②を選択します。

保存しましたと表示され、同じ保存先にて上書き保存が完了します。

ソングを「別名で保存」する
メイン画面左上にあるファイルボタン①をタップして、メニューから別名で保存②を選択します。

新しいソング名③を入力して、OK④をタップします。保存しました⑤と表示され、新しいソング名で保存されます。

ソングの保存先を変更する
保存先を変更したいときは、「別名で保存」ダイアログの保存先にある変更①をタップします。「保存先を選択」ダイアログが表示されるので、保存先②を選びます。ここでは、iCloud Driveを選択します。

Documentsに切り替わります。選択③をタップすると、保存が完了します。

Documentsとは別に、新しい保存先を作ることもできます。
「Document」ダイアログ右上にあるフォルダアイコン④をタップすると、ポップアップ⑤が現れます。フォルダ名を入力して作成をタップすると、新しい保存先フォルダが作られます。

📖 KORG Gadget 逆引きマニュアル
1.はじめに(イントロダクション)
3.トラック操作/ミキシング

- トラックの基本操作
- トラックを追加する
- トラックを複製する
- トラックを削除する
- トラックのガジェットを変更する
- トラックの位置を変更する
- 任意のトラックを消音する(Mute)
- 任意のトラックだけを鳴らす(Solo)
- Mute/Soloをオールリセットする(Mute / Solo Off)
- トラックにインサーション・エフェクトを適用する(IFX)
- トラックのボリュームを調節する(Track Fader)
- トラック全体のボリュームを調節する(Master Fader)
- ノブ(ツマミ)の回し方を選ぶ(Rotary / Linear)
- トラックのステレオ定位を設定する(Pan)
- トラックにリバーブをかける(Reverb Send)
- トラック全体のリバーブタイムを調節する(Reverb Time)
- トラックのフェーダーやパンの動作を記録する(Automation)
- トラックのオートメーションをリセットする
- トラック全体の音圧を上げる(Limiter / DeeMax)
- トラック負荷を軽減してプチノイズを防ぐ(Freeze)
5.ガジェット楽器の演奏&操作

- ガジェット(音源)の選び方
- どんなガジェットがあるかを知りたい
- ガジェットパネルはどこにあるの?
- 新たなガジェットを追加する
- 今使っているガジェットを変更する
- ガジェットを一覧リストから選ぶ(List表示)
- お気に入りのガジェットをすぐに呼び出す(Favorite機能)
- 目的の音色を検索する(Search表示)
- プログラム(音色)に関する基本操作
- ガジェット内蔵のプログラムを呼び出す
- ガジェット内蔵のプログラムを「音色番号順」に呼び出す
- エディットしたプログラムを保存する
- 保存したユーザープログラムを呼び出す
- ユーザーフォルダ内の全プログラムをエクスポート/インポートする
- ガジェットの演奏と基本操作
- シンセサイザー・ガジェットを演奏する
- 演奏する音域を上げ下げする(Oct Position)
- 演奏する時の音階を設定する(Scale Type)
- 鍵盤で発音する「調」を設定する(Key)
- 鍵盤の数を増減する(Oct Range)
- 演奏するスケールの鍵盤数を増減する(Scale Step)
- ガジェットが小さく演奏しづらいので、表示を拡大させる
- ドラム・ガジェットを演奏する
- ノブの操作方法を変更する(Liner/Rotary)
7.MIDIレコーディング&編集

- ピアノロール/ノート/オートメーションとは?
- ピアノロールの基本操作
- 「リアルタイム入力」と「ステップ入力」の違いとは?
- リアルタイム入力でMIDIレコーディングを行う
- リアルタイム演奏時のズレを防ぐ(Quantize)
- クリップの一部だけを繰り返して再生・録音する
- ステップ入力でMIDIレコーディングを行う
- ノートの削除方法を知る
- ノートの長さを変える
- 複数のノートをまとめて移動or削除orコピーor複製or全選択する
- ノートを一発で全選択する
- コピーしたノートを、別のトラックやプロジェクトにペーストして使う
- 選択したノートを1オクターブずつ上下させる
- 選択したノートのベロシティー(音量)を変更する
- ピアノロールを全画面表示させる
- ピアノロールのマス目(グリッド)数を変更する
- ノートを3連符で入力したい
- ピアノロール画面を一本指、または二本指でスクロールさせる
- ピアノロール画面を拡大/縮小表示させる
- 小節数(Bar)を変更する
- オートメーションの基本操作
- オートメーションをリアルタイム入力で適用する
- オートメーションを手作業で適用する
- オートメーションをより滑らかに変化させる
- 記録済みのオートメーションをリセットする
- 直前の操作を取り消す/やり直す(Undo/Redo)
9.Tips & テクニック

- 音が途切れたり、プチノイズを解消する
- 動作の軽いガジェットに置き換える
- トラックをフリーズさせる
- オーディオ・レイテンシー値を見直す
- オートメーションを滑らかに描く
- メトロノームの音量を調節する
- ヘッダーのバーが点滅するのを防ぐ
- 小さくて使いづらいガジェット・パネルを拡大表示する
- ピアノロールやガジェットの鍵盤を、通常の並び(ドレミファ…)にする
- グリッドに依存せず自由に録音する(Quantize Off)
- アンドゥを直前だけでなく、任意の場所から行う(Undo長押し)
- シーンを任意の位置から再生する
- トラックのカラーを変える
- iPad専用アプリのガジェットをiPhoneでも使う(リモート・インストール)
- 曲作りの息抜きに「ブロック崩し」で遊ぶ
11.設定とカスタマイズ
近日公開予定
2.プロジェクト操作
4.楽曲展開に関わる操作
6.エフェクト操作(内蔵FXとiFX)
8.Audioレコーディング& 編集
10.外部プロダクトとの連携
近日公開予定